この2つの勘定科目の違いは分かりにくいかもしれません。借方に位置するのが「事業主貸」,貸方に位置するのが「事業主借」と字も逆です。 意味は事業用の資金を個人の目的で使用したら「事業主貸」、個人の資金を事業のために使用したら「事業主借」なのですが、それでもいまいち分かりにくいので、事業主である自分と個人としての自分の2つに分けて考え、そして事業主である自分の立場に立ちます。 事業用の資金を個人の目的で使用したら「事業主貸」とは、事業主の自分が個人へ「貸した」、と考えられます。 逆に個人の資金を事業のために使用したら「事業主借」とは、事業主の自分が個人から「借りた」、と考えられます。 頻繁に使う科目なので覚えておく事をお勧めします。