若いころはとにかく音楽漬けという時期がありました。これは一種の中毒のようなものでした。取り上げられたら我慢できなかったでしょう。 若い人は音楽でなくとも、多かれ少なかれそういった対象があるのではないでしょうか。 しかし自分は40過ぎてほとんど音楽を聴く事はなくなりました。興味はあってamassなどの記事はよく読みます。そこからのリンクで動画を確認する程度です。それで充分満たされます。 大人になって、若いころ夢中になったものから卒業するのは、良い事と思います。中毒が治り、依存が解けたのだと思うのです。 歳をとって音楽を聴かないつまらない生活になった、流行が分からなくなった、感性が鈍った、のではなくて、依存する必要が無くなった、精神が音楽から自立した、と捉えてもいいのではないでしょうか。 人によっては、それは例えば流行を追いかけることであったり、ファッションであったり、恋愛や、仲間内の人間関係