自分の存在価値に疑問を持ちながら生きている。 誰かの期待に応えることが人生の目的に変わっていく。 自分の価値は、自分ではない別の誰かが決めるようになった時代。 いや、それは幻想に過ぎないのだ。 誰もが自分の人生に責任を持たなければならない。 誰かの指示に従って生きていても、最後は自分で責任を取らなければならない。 私はこれまで、それを嫌というほど実感した。 いざと言う時には、誰かのせいにできないし、最後の苦労・苦悩は自分で引き取らなければならない。 だから、周りに迷惑をかけない限りは、自分の思うように生きれば良いのだ。 アドラーの主張したように、自分の課題は自分の課題。 そして、他人の課題は他人の課題。 そこに明確な線を引くことは難しいけれど、確かにそこに線が存在することは認識しておく必要がある。 それだけで「生きづらさ」はいくらか解消するはずだ。 誰かの期待に応えることだけが人生ではない