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ブックマーク / gitanez.seesaa.net (6)

  • デザイン・プロセスにおいて知らないことを発見することの重要性:DESIGN IT! w/LOVE

    不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 いま読んでいる『デザイン言語2.0 インタラクションの思考法』のなかで、グラフィックデザインなどをやられている原研哉さんが書かれた「HAPTIC」という文の中に「なるほど」と感じるところがありましたので、ご紹介。 足裏で感じる石畳の情報量原さんが仕事でバリ島に行ったときのことだそうです。 原さんはバリ島の古いホテルに滞在されたそうですが、そのホテルでは広い敷地にコテージが点在していて、そのあいだには古い石畳が敷き詰められていたそうです。客は裸足で石畳の上を歩くのだそうですが、それが非常に気持ちよかったと原さんは記しています。 何十年も人がその上を歩いた結果、石畳の表面が磨り減り、それが気持ちよかったのだそうです。原さんは人が歩いて磨り減った石畳を大変デリケートだと感じ、その

    kei-s
    kei-s 2007/03/17
  • ユーザー中心のデザインの7つの原則ほか、ユーザビリティに関する原則あれこれ: DESIGN IT! w/LOVE

    不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 昨日から読み始めたドナルド・A・ノーマンの『誰のためのデザイン?―認知科学者のデザイン原論』。ようはユーザビリティと認知科学の関係について知っておきたいなと思ったわけですが、やっぱりISO9241だったり、ニールセンが提唱しているユーザビリティの原則と近いものがありますね。 ドナルド・A・ノーマンのユーザー中心デザインの7つの原則まず、ドナルド・A・ノーマンが難しい作業を単純なものにするための原則としてあげているのがこの7つです。 外界にある知識と頭の中にある知識の両者を利用する作業の構造を単純化する対象を目に見えるようにして、実行のへだたりと評価のへだたりに橋をかける対応づけを正しくする自然の制約や人工的な制約などの制約の力を活用するエラーに備えたデザインをする以上のすべ

    kei-s
    kei-s 2006/12/28
  • 「結局はコンテンツが大事」だというのと「Webはまだまだ2.0じゃない」ということの相関関係:DESIGN IT! w/LOVE

    不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 SEOだの、Web標準だの、アクセシビリティだの、ユーザビリティだのと、なんだかんだ言ってはみても、Webサイトを利用してもらおうと思ったら「結局はコンテンツが大事」だっていうのは確かにあります。 コンテンツの内容がおもしろかったら、検索エンジンで見つけづらくても、アクセシブルでもユーザブルでもなかったとしても、多少の苦労(コスト)は厭わず人はそれを見に来るだろうという理屈です。 逆に、どんなにSEOができていても、Web標準でしっかり作られていても、アクセシブルでユーザビリティがよくても、肝心のコンテンツがつまらなかったら、確かに人は見に来ないでしょう。 確かにそれはそのとおりだと思います。 補足すると、この場合のコンテンツとは、単純な読み物の場合もあれば、YouTube

  • 新しい言葉が生まれる時: DESIGN IT! w/LOVE

    不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 さっき、バズワードについて書きましたが、そのあと、考えたことがあるので追記です。 新しい発見や発明があった時何のだったか思い出せないのですが、昔、新しい言葉が数多く生み出される時代は活気のある時代だという内容のものを読んだ記憶があります。 これは考えてみればある意味、当然で、テレビが登場すればそれを指す「テレビ」という言葉は必要だし、自動車が登場すれば「自動車」「クルマ」という言葉が必要になります。これまでなかったものが誕生すれば、それは生まれた赤ん坊に名前をつけたり、新しく発見された生物に名前をつけるのといっしょで、それを指し示す言葉が生まれるのは、自然のことのように思います。 そして、新しい言葉が生まれるのが、いままでなかった新しいものが発明、あるいは発見されることと

    kei-s
    kei-s 2006/09/06
  • ロングテール現象はパレートの法則とまったく対立しない: DESIGN IT! w/LOVE

    不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 『80対20の法則を覆す ロングテールの法則』というがあります。 ロングテールはWeb2.0をめぐるキーワードの1つですが、このキーワードを説明するのに、上ののタイトルのように「80対20の法則を覆す」といった形で説明されることがよくあります。 しかし、これはある意味、間違っていると思います。 「80対20の法則」が単に「売上の8割は2割の優良顧客が生み出す」といったものを示すのであれば間違いとは言い切れませんが、「80対20の法則」がそもそも1897年に、イタリアの社会・経済学者ビルフレッド・パレートが発見した「パレートの法則」と同一のものを指しているなら、完全に間違いです。 私は上記のを読んでいないので、の中身についてどうこう言うつもりはないですが、そのタイトル

  • セグメンテーションとノード間の隔たり: DESIGN IT! w/LOVE

    不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 マーク・ブキャナンの『複雑な世界、単純な法則』を読んだ。 「たった6つのステップで人は全世界の人々と繋がっている」的なスモールワールド・ネットワークについて、わかりやすく解説されたポピュラー・サイエンスのだ。 で、ちょっと思ったことをメモ。 上の図は、ネットワーク全体の隔たり係数が小さいスモールワールド・ネットワークを形成するネットワークの形の1つで、ブキャナンが貴族主義的ネットワークと呼んだものを簡略化して描いたもの。 貴族主義的ネットワークの特徴は、 ・極端に他のノードとのつながりをもったハブ(=コネクター)が存在 ・各ノードがもつリンク数はべき乗則に従い、ごく少数のノードが非常に多くのリンクをもつ ・ハブによるクラスターが形成されている といった点で、コネクターの存

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