台風7号の影響で列車の運転が見合わせとなり、バツマークを示す阪神電車の駅員=大阪市北区で2023年8月15日午前6時48分、大西岳彦撮影 和歌山県に上陸した台風7号の影響で15日、東海道・山陽新幹線で計画運休が実施されたほか、京阪神地区では鉄道各社が急きょ在来線の運転見合わせ区間を広げる事態となった。都市部の鉄道網が一時ほぼマヒするかたちとなり、利用者からは「どうすればいいのか」との声も上がった。 この日の早朝、通常は大勢の通勤客でにぎわうJR大阪駅構内は人が少なく、ガラガラだった。 神戸市の職場に向かう途中だった会社員の吉原敬二さん(61)=大阪市旭区=は、乗り換えのため大阪駅の改札に来たところで「運転見合わせ」の電光掲示板に気付いた。JR西日本は15日朝、在来線の運休を前日の発表よりも拡大し、台風が通り過ぎるまで京阪神地区の大半の路線で運転を取りやめると発表した。吉原さんは「せっかくこ
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