皆さんは2013年にトヨタが発表した「i-ROAD」をご記憶だろうか。コーナーでバイクみたいに倒れ込む(リーンする)超小型モビリティなのだが、実はこいつが進化を遂げていたのだ。開発元を変え、「リーン3」と名前も変えた最新モデルを紹介しよう! 文/ベストカーWeb編集部、写真/リーンモビリティ、トヨタ自動車 通勤や近所の買い物用にバイクを買おうと考える人は多いが、転ぶと怖いし、雨にも濡れるってあたりは悩みの種だ。 そこでバイクの機動性は残しつつ、クルマの利便性ももたせようと生まれたのが超小型モビリティという乗り物。形態は2輪、3輪、4輪といろいろあるのだが、2013年の東京モーターショーでトヨタが公開した「i-ROAD」は、前後二人乗りのキャビンを備えた3輪車(前2輪、後ろ1輪)スタイルだった。 このi-ROAD、3輪で車体の安定性を確保しつつ、旋回時はバイクのように倒れ込む機能を備えていた