コロナ禍で音楽制作もリモートワーク 遠隔で「立ち会い編集・ミキシング作業」は可能か?(1/2 ページ) 新型コロナウイルスの影響は、筆者のような弱小の音楽制作事業者にも少なからず影響を及ぼしている。録音のためのホールやスタジオがこれまで通りの体制で利用できないのは仕方ないとしても、アルバムのマスターを完成させるまでのさまざまな作業工程においても、感染防止に気を遣う必要がある。 顕著な例は、関係者が一堂に会して立ち会う編集・ミキシング作業だ。筆者の場合、コロナ自粛が本格化する以前の2月に品川区のホールで録音した音源の制作工程を5月から6月に進めなければならない案件があった。 だが、この作業は、アーティスト、プロデューサー、エンジニアなど、複数の人間が編集室に長時間、しかも複数日にわたり集合して、顔を突き合わせて行う必要がある。絵に書いたような「三密」だ。 そこで、なんとかリモートで作業できな
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