ソフトバンクグループの孫正義社長は、運営する10兆円規模の投資ファンドについて、今後はAI=人工知能関連の企業だけを投資の対象としていく考えを明らかにしました。 この中で、孫社長は、サウジアラビアの政府系ファンドなどから出資を受けて設立した10兆円規模のファンドについて「1回の投資の平均額は1000億円で、100億円未満の投資はしないと決めている。AIの会社にしか興味がなく、それ以外の企業には投資はしない」と述べ、AI関連の企業だけを投資の対象にしていく考えを明らかにしました。 そのうえで、「アメリカと中国の間で貿易戦争が起きたり、世界経済の雲行きは怪しくなっているが、あくまで短期的な問題だ。革命的な進化を続けるAIが成長をもたらしてくれる」と述べました。
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