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ブックマーク / dain.cocolog-nifty.com (8)

  • なぜ最近の老人はキレやすいのか?

    キレやすくなっているのは老人であり、若者ではない。 もう一度いう、大人として成熟できず、我慢のなんたるかを知らず、ついカッとなって暴走するのは、20代ではなく、60代以上の年齢層において激増している。このエントリでは、事象の裏づけと、なぜ最近の高齢者がキレやすくなっているかについて考察する。なお、「高齢者」「老人」とは、60歳以上の日男女を指している。 最初に断っておくが、安易な結論「高齢化社会になったから」ではない。確かに高齢者は増えているが、老人の犯罪者はそれをはるかに上回るスピードで蔓延っている。もっとも、老人が老人に襲い掛かる老老犯罪が増えている文脈で「高齢化社会」を語るならまだ分かる。しかし、そもそもキレやすい老人が増えている事実を糊塗して「高齢化社会になったから」と、したり顔で全部説明した気になっているマスコミ、コメンテーター逝ってよし! 目次は次のとおり、長いデ。 激増す

    なぜ最近の老人はキレやすいのか?
  • わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる: 女陰の呼び方

    語が貧弱だという奴、ちょっと来い。 愛の泉、愛の谷間、赤貝、赤門、あけび、あすこ、あそこ、アタッキングポイント(attacking+point)、アタックポイント(attack+point)、あちょこ、熱い泉、あな、穴倉、あなぼこ、あなぽこ、あなめど、あれ、一切衆生迷惑所、入口、入れ物、岩戸(<天の岩戸)、隠花、陰所、陰部、陰門、ヴァギナ(vagina)、うけ、うす(臼)、うつわ(器)、えら(腮)、オアシス(oasis)、奥、奥所、奥の院、奥の細道、お貝貝、おかいちょ(<お開帳)、おしし(お獅子)、男泣かせの穴、おちゃ、おちゃつぼ、おとしあな、おばけ、おはこ(お箱)、おはま(<はまぐり)、おピンクちゃん、おま、おまえ、おまた、おまん、、おまんこ、おまんたん、おまんち、おまんちょ、おまんの方、おまんまん、思うつぼ、表門、女殺しの急所、女のあれ、女のそれ、女のなに、女の花園、女の部分、女の

    keim_at_Si
    keim_at_Si 2008/02/20
    圧巻
  • わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる: この本がスゴい2007

    今年「も」沢山のスゴと会えたのは、すべてあなたのおかげ。 ありがとうございます、大感謝しています。 たとえば、「このよかった」とblogに書く すると、「ソレが良いなら、じゃぁ○○なんて、どう?」と教えてくれる じゃぁ、○○を読む なんと、す、スゲぇッ(絶叫) いそいで、「○○はスゴ」とblogに書く ふたたび、「ソレが良いなら△△どうよ?」 このフィードバックループのおかげで、普段は読まないエリアまで手が伸びる伸びる。 もちろん嗜好の違いによる「ズレ」はあれど、それは単に「面白がって読めなかった」にすぎない。むしろ、そいつを味わうためのキャパ不足を痛感しただけでもめっけもの。そのを面白がって読むことはスキルの一つ。 気の毒なことに、「トシとると面白いがなくなる」とグチるオッサンがいる。知見の狭さや思考の固さよりも、無自覚な様子が傍目に痛い。ああはなりたくないものだ。「ボクの範囲

    わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる: この本がスゴい2007
  • わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる: もしあなたが週60時間以上働いているとすれば、父親として役に立たない。息子が問題をもつようになったら、それはあなたのせい

    もしあなたが週60時間以上働いているとすれば、父親として役に立たない。息子が問題をもつようになったら、それはあなたのせいだろう お題は次の文に続く──「父親はきちんと家に帰ってきて、こどもと一緒に遊んだり、笑ったり、じゃれあったり、ものを教えたりする必要がある」 のっけからショッキングな断定文が続くが、読み進めて納得した。「男の子って、どうしてこうなの?」は、異性である息子を育てるのに途方にくれる母親たちへの福音書かもしれないが、父親が読むと考えを改めさせる指南書なのかも。 けれども会議が、出張が、締め切りが、なんて抗議の声は上げられる。生活を成り立たせるための仕事を放り出したりすれば末転倒ではないかと。同意、わたしもそうだから。それでもココロのどこかで知っている、ものごとには、取り返しがつくものと、つかないものがある。そして、代替の利くものと、利かないものがある。取り返しがつかないもの

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  • 萌えの低年齢化よる曖昧な不安

    萌える「対象」が低年齢化していることは言うまでもないが、萌える「主体」も同様に低年齢化している。つまり、小学生や園児が「萌え」とか言い出すような時代に突入している。パパはちょっと心配だ。 …というのも、図書館でぽっぷ画の「赤ずきん」と「ふしぎの国のアリス」を見たから。どう見ても「もえたん」です、ありがとうございました…orz(←久びさにリアルでこのポーズをした)。 絵・児童書コーナーにあるにもかかわらず、強烈なオーラを放っている。あ、いや違和感を感じるわたしの心が汚れているのです。赤ずきんは純粋無垢なんです―― と自分に言い聞かせるのだが、うまく納得させることができない。 そして、かつてないほどの羞恥心を押し殺し、「みんなの勇気を分けてくれ」と呟きながら貸し出しを済ませる。はぁはぁ。[若おかみは小学生!]並に恥ずかしかったぜ。 で、まるでエロのように隠れて読む――うう、これは子ども向け

    萌えの低年齢化よる曖昧な不安
  • 萌えで読みとく名作文学案内

    「萌え」から眺めた文学は、予想を超えた収穫だった。 ようするに、エロリ・ポルノ・恋愛小説なんだが、「萌え」という切り口から見ると、新鮮かつ懐かしい気分になる。オタク、ストーカー、2ch、ギャルゲ、電車男などのアキバ語を駆使しつつ、川端、三島、太宰、谷崎といったブンゴー達を調理する。 「文豪の作品だからといって、必ずしも難解なわけではない。『萌え』ながら読めるよ」というメッセージは腑に落ちるし、萌えポイントの解説は正確無比。だけでなく、作品をちゃんと「読め」るようアシストしてくれる。これまでさんざん誤読されてきた「伊豆の踊子」が、あけすけといってもいいぐらい解説されているので噴いた。 さらに、「萌え」というあやふやなテーマを、作品のバラエティから再定義しようとする。つまりこうだ。一口に「萌え」といっても、様々な種類がある。ロリ萌えやショタ萌えといったスタンダードから、ヤンデレ萌え、猟奇萌えと

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  • わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる: 自分の中の、知らないスイッチが入る「奇想遺産」

    キテレツな建物を眺めていると、自分が人であることを忘れる。じぶんの中の、何かのスイッチが入る。 嫁さんが彼女だったころ、できたての東京国際フォーラムでデートしたことがある。ガラス編みの宇宙船のような外観とは裏腹に、中は巨大生物の体内のようだ。ウロウロするうち、自分が人間でなくなってしまったかのような錯覚に陥った。 どんなに新奇な景観だろうとも、記憶をさぐって「似た」オブジェクトを探そうとする。しかし、そいつがトンでもなく拡大されたサイズで建造物としてあるならば、わたしは二度、のけぞらなければならない。一度目はその巨きさ、二度目は、そもそもそんなものを作ろうとした人に。 じっくり書影を見てちょうだいな。「ル・ピュイ=アン=ブレ」といい、フランス中南部にあるそうな。町はずれに85メートルの岩が立ち上がり、そのてっぺんに教会が鎮座ましまする。もとはドルイド教の聖地で、聖なる岩として敬われていたそ

    わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる: 自分の中の、知らないスイッチが入る「奇想遺産」
    keim_at_Si
    keim_at_Si 2007/12/04
    朝日っぽい薫り...はともかく読んでみたい本
  • わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる: やわらかく心をえぐる「谷川俊太郎質問箱」

    [田村隆一の人生相談]のコメントで教えていただいて、読む。こんにゃくでペチン、ペチンと心臓を叩かれるように効いた。zemukuripu さん、よいを教えていただき、ありがとうございます。 生きてるかぎり必ずぶつかる問題や、どーでもいい(でも人は切実な)悩みごとが盛りだくさん。そうした悩みを"谷川俊太郎"でフィルタリングすると、一編の詩に変化する。質問と回答がカチッと合わさる瞬間が気持ちいい、詩人一流の「おかしみ」が心地よい。そして、質問者の背後をじぃっと見つめる目が怖くない(なぜだろう)。 ここの読者に一番役に立つかもしれない問答を引用する(というか、わたしのため)。 質問十三 彼女の機嫌を直すには 何がいちばん効果的ですか? (まる 二十歳) 谷川さんの答すぐ機嫌を直してもらおうとせずに、 あせらずゆっくり構えて 怒らせた原因が何か考える。 その原因が自分にあると思ったら、 相手の目

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