オンメモリー・データベースがシステムの中核データベースとして浮上してきた。データ更新処理が可能な製品が増えてきたからだ。リレーショナル・データベースとの互換性が高まったことも大きい。ハードによる性能解決の代替案としての導入が増えそうだ。 オンメモリーDBは、すべてのデータをメモリー上に展開することで検索や並べ替えなどの処理速度を高めたデータベース管理システム。これまでは検索に特化した製品がほとんどで、データ・ウエアハウスや大規模バッチ処理などの用途が主流だった。それがここにきて、基幹系システムの中核データベースとして浮上してきた。 データベース操作言語「SQL92」への対応のほか、データ更新処理ができる製品が増えてきたのが最大の理由(表[拡大表示])。更新処理中にディスク・アクセスが発生しないので、システムの性能を高めることができる。ただし、トランザクション・ログはディスクで管理し、万一の
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