SQLで木と階層構造のデータを扱う――入れ子集合モデルっていうのに、はてなブックマークが160もついていた。 別にRDBを否定する気はない。MySQLとかPostgresとかが簡単に入手できて誰でも操作できる以上、SQL文は開発者にとっての「読み書き算盤」、みたいな基礎知識になっている、といってもいいだろう。 でも、自分の所のプロジェクトではSQL文でぐだぐだ書くのは禁止している。 ロジックがコード本体とSQLとに分散し、追いにくい。 複雑なSQL文はテーブル構造の変更に弱い。 読みやすいコードは実現可能だが、読みやすいSQLは実現不可能なことが多い。SQL文の意味を説明する資料が別途必要。仕様変更の際の手間が増える。 Railsだと ちなみに木構造をRailsで扱う場合は acts_as_tree を使う。 SQLで木と階層構造のデータを扱う――入れ子集合モデルと同じようなことを書いてみ
午から取材。BPという雑誌の村上春樹特集。 村上作品はどうして世界的なポピュラリティを獲得したのか、という問いに対して、「ご飯とお掃除」について書かれているからであろうとお答えする。 世界中、言語や信教や生活習慣がどれほど違っていても、人々は「ご飯を作り、掃除をする」ということにおいて変わらない。 いずれも人間にとって本質的な営みである。 「ご飯を作る」というのは、原理的には「ありもの」を使って、そこから最大限の快楽を引き出すということである。 金にものを言わせて山海の珍味を集め、腕のいいシェフに命じて美食を誂えさせるというのは「ご飯を作る」という営みの対極にある。 「ご飯を作る」というのは、人類史始まって以来のデフォルトである「飢餓ベース・困窮ベース」に基づいた営みである。 その基本は「ありものを残さず使う」、もっと平たく言えば「食えるものは何でも食う」である。 村上春樹作品には「ご飯を
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