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ブックマーク / www.astroarts.co.jp (4)

  • 彗星星景撮影の計画を立てる - 【特集】紫金山・アトラス彗星(C/2023 A3) - アストロアーツ

    ズィーティーエフ彗星(C/2022 E3)。2023年1月、三重県南伊勢町「見江島展望台」にて(30mm F2.8、ISO 2500、15秒/撮影:谷川正夫)。 彗星の一番の見どころである「尾」の長さがどのくらいになるかは、彗星の明るさとは別に未知の部分があります。頭部(コマ)が明るくても尾が短かったり淡かったりする場合もあり、長大な尾が見えるかどうかの期待感は彗星を追いかける魅力の一つといえます。 尾が伸びた彗星の写真を地上の景色とともに撮ると、面白い「彗星星景」になります。このような撮影は、カメラを三脚に固定する方法で比較的簡単にできます。 露出をマニュアルに/絞りは開放(もしくは1段絞る)。 露出時間:星像が伸びないように、焦点距離によって決める。広角レンズで15秒前後、標準レンズで10秒程度。 ISO感度:薄明の進み具合や月明かりの影響などにより変わる。テスト撮影してヒストグラムの

  • 黒点を40年間記録した故・小山ひさ子さん 太陽観測史上の貴重な貢献

    40年間にわたり太陽黒点のスケッチを続けた故・小山ひさ子さんの観測は、アマチュアにはよく知られたものであったが、太陽の活動周期や長期変動に関する研究にも大きな貢献を果たしていることで再評価されている。 【2017年10月10日 AGU】 小山ひさ子さんは1916年東京生まれ。1930年代、当時の日女性としては珍しく、東京の高等女学校を卒業した。若いころから天文学に熱心で、20代で天体観測を始めた。 1944年の春に父親から屈折望遠鏡を贈られた小山さんが、黒点をスケッチして東亜天文学会の研究者に送ったところ、同会の山一清さんから励ましの返事が届いた。以降、山さんの指導のもとで黒点観測を定期的に行うようになった小山さんは、旧・東京科学博物館(現・国立科学博物館)で太陽観測を開始し、太陽の重要な特徴や観測条件などを書き記していった。小山さんは1946年の後半に博物館の観測職員となり、194

    黒点を40年間記録した故・小山ひさ子さん 太陽観測史上の貴重な貢献
  • デジタル一眼 天体写真入門 星雲・星団を撮影しよう

    鳥が羽を広げたようなオリオン座大星雲。見事な渦巻き構造を見せるアンドロメダ座大銀河。 目で見るだけでも楽しいのですが、写真に撮るとより細かい部分や淡い構造など、見えなかった姿が浮かび上がってきます。 そのような星雲・星団の撮影は、一昔前までは高価な機材とそれを使いこなす高度なテクニックが必要でした。しかし、銀塩写真からデジタル写真に移行するとともにリーズナブルな天体撮影機材も増え、手軽に星雲・星団を撮影できるようになりました。 ここでは、天体写真を撮影するための機材やノウハウなどを紹介していきます。 はるかな時間と空間を超えて届いた深宇宙の姿を、あなたも写してみませんか。 デジタル時代の星雲・星団撮影術とは 銀塩写真時代の天体写真は、できる限り長時間の露出をかけたうえでさらに増感処理を行い、天体からのかすかな光をフィルムに蓄積するというものでした。そのため、長時間露出に耐える追尾精度、画像

  • 2020年4月 アトラス彗星が7等前後

    4月から5月ごろ、アトラス彗星(C/2019 Y4)が見やすくなると期待されている。4月中は宵の北西の空に見え7等前後の見込みだ。 5月1日 更新 星ナビ2020年6月号(5月2日発売)で、10ページの特集記事「脆くも崩れた期待 アトラス彗星分裂のシナリオ」を掲載しています。 4月14日 更新 分裂した彗星の核の画像が複数公開されており、崩壊は確実とみられます。4月10日ごろの明るさは9等前後と報告されており、今後明るくなる見込みもほぼなさそうです。 ATel #13629: The fragmentation of comet C/2019 Y4 (Atlas) observed at Lulin observatory アトラス彗星の投稿画像 ※記事のタイトルや星図の修正(更新)は行いません。ご了承ください。 4月8日 更新 彗星の核が崩壊したという観測報告が複数あるようです。 AT

    2020年4月 アトラス彗星が7等前後
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