参院選、地元に張り付く民主党6人衆応援演説を終え、聴衆と握手する野田佳彦前首相=11日午前、JR成田駅前、金川雄策撮影買い物帰りの客と握手する前原誠司元外相=10日午前、京都市南区、二階堂友紀撮影 【斉藤太郎】野田政権の中心メンバーだった民主党の「6人衆」が、参院選で地元に張り付いている。党内には野党転落を招いた「A級戦犯」という批判が強く、おひざ元の候補が敗れれば発言力のいっそうの低下は免れない。選挙後の復権に向け、どぶ板選挙に徹する日々だ。 参院選特集ページはこちら 「安倍首相も麻生財務相も二世、三世。泥臭いドジョウの政治、庶民のための政治は民主党だ」 11日昼、千葉県香取市の商業施設の前。炎天下で民主党の候補者と並んで声を張り上げたのは、「ドジョウ宰相」と呼ばれた地元の野田佳彦前首相だった。 千葉選挙区(改選数3)では自民党が2人を公認。ほかに日本維新の会やみんなの党、共産党