はてなブログに関するkeittaeyのブックマーク (15)

  • 2018年7月に読んだ本 - 鷹のぼせの独り言

    7月は数冊を並行して読んでいたため、読了出来たは少なかった。 7月の読書メーター 読んだの数:1 読んだページ数:272 ナイス数:22 日初! たった1冊で誰とでもうまく付き合える世代論の教科書―「団塊世代」から「さとり世代」まで一気にわかるの感想 世代間の人間関係を円滑に進めるテキストというよりは、マーケティングの観点から分析している。各世代は人口数、その時の経済状況に応じて様々に変質しながら、最も適応した結果として「〜世代」と命名される。生物の進化論にも通じるものがある。団塊の世代が後期高齢者社会に突入後は、日の確立した高齢者社会のスタイルが世界のモデルになりうる、というドラッカーの予言通りに展開するように、地域から世代間の交流を図っていく必要がある。世代ごとの人口の違いは人事にも微妙に影響している感がある。それなりに面白かった。 読了日:07月16日 著者:阪 節郎,原田

  • 2018年5月に読んだ本 - 鷹のぼせの独り言

    5月の読書メーター 読んだの数:2 読んだページ数:584 ナイス数:24 悪いヤツほど出世するの感想 リーダーには謙虚さが必要である、という考えは幻想である。実際には謙虚なリーダーなど皆無に近い。嘘をつくことは道徳的には許されないが、当の事を言わない、伝えないことがかえってよい結果をもたらすこともある。理想を掲げることはもちろん大切だが、現実を客観的に見つめうるもう1人の自分を持つことも必要だ。「ストックデールの逆説」が著者らの主張したいところではないかと思う。実社会の人間関係で様々な感情を持つが、その過程で自分の気持ちに折り合いをつけるために自然と身につける処世術のように思う。 読了日:05月06日 著者:ジェフリー・フェファー 知的戦闘力を高める 独学の技法の感想 同じ分野のまとめ的な感覚で読んだ。知的戦闘力を高めることは意思決定の質をあげること。優れた意思決定は優れた行動に直結

  • 2018年4月に読んだ本 - 鷹のぼせの独り言

    新年度のスタート。歓迎会が多く、出張は少なかったのだが、まあまあ読めたほうか。 4月の読書メーター 読んだの数:2 読んだページ数:690 ナイス数:14 胡蝶の夢〈第3巻〉 (新潮文庫)の感想 前半はひたすら伊之助が切なかった。身から出た錆とはいえ、婿養子に入ったと思っていた岡口家から虫けら同然に追われる。そこに誰も悪意を持った人物がいないことがかえって切なく感じられる。後半は徳川将軍家の侍医として活躍する良順の姿が描かれるが、司馬遼太郎の医師観が示されている。「医師は人間に対する愛情のほかに、芸術家に要求される感受性と政治家に必要な人間に対する把握力を持ちあわせているほうがよいとされる」。また臨床家として要求される資質は、「高度な常識感覚、それに平衡感覚とさらにはかんのよさ」という箇所。 読了日:04月30日 著者:司馬 遼太郎 考える技術・書く技術 (講談社現代新書)の感想 197

  • 2018年3月に読んだ本 - 鷹のぼせの独り言

    2月は読みかけのが多く、読了したが少なかった。 『胡蝶の夢』は長崎が舞台であり、興味深く読むことが出来た。鎖国体制の崩壊によって流入した西洋の市民思想が徳川体制の瓦解に繋がった。江戸時代は終わるべくして終わったのだ。 羽生永世7冠は先日NHK『プロフェッショナル』でも放送があったが、自身の将棋人生が引退した加藤一二三さんの半分にも及ばないことに触れ、継続こそ才能であると言っていた。年をとると記憶力・体力のみならず、未知の世界に挑戦する気力は当然落ちる。当に好きなことしか挑戦・継続出来ないが、継続するための環境を整える努力も必要だ、と思った。 3月の読書メーター 読んだの数:2 読んだページ数:717 ナイス数:27 決断力 (角川oneテーマ21)の感想 羽生名人が将棋を通して人生を語る。一番響いたのはここ『王道、筋を行くことが非常に大事なのだ。  楽観はしない。  ましてや悲観

  • 2018年1月に読んだ本 - 鷹のぼせの独り言

    1月は学会出張のため移動の時間が長く、比較的多くのを読了出来た。今年の目標は30冊。少ないと思われるだろうが、続ける事に意義がある。 1月の読書メーター 読んだの数:4 読んだページ数:1267 ナイス数:68 胡蝶の夢〈第1巻〉 (新潮文庫)の感想 江戸時代の「空気」を見事に描いている。医学界においては漢方が主流であり、幕府内の権力も漢方医が掌握していた。幕末の激動が始まる頃、西洋医学を志した松良順は長崎でオランダの軍医ポンペと出会う。両者初対面の時、互いの発言に戸惑いながらもそれぞれが今後の進むべき方向性を定め、覚悟を決めるシーンが好きだ。これからの展開が楽しみ。 読了日:01月25日 著者:司馬 遼太郎 40歳を過ぎて最高の成果を出せる「疲れない体」と「折れない心」のつくり方の感想 言わずと知れたレジェンドの書いた体と心の整え方。ジャンプ系は瞬発系や体幹の力が求められるのだろう

  • 2017年11月に読んだ本 - 鷹のぼせの独り言

    いよいよ完結に近づいた。次の最終巻では土佐藩の上士・郷士の身分制度に流されそうになりながらも、大政奉還実現のために奔走する竜馬が描かれる。竜馬の次は松良順を読む予定だ。 11月の読書メーター 読んだの数:1 読んだページ数:426 ナイス数:15 新装版 竜馬がゆく (7) (文春文庫)の感想 土佐藩参政後藤象二郎と上士・郷士の怨念を超えて手を結ぶ竜馬。薩長同盟成立後、急展開を示す情勢の中、武力倒幕の考えを改めざるを得なくなった竜馬。日人のために何が最善の策なのか、考え抜いた結果「大政奉還」の奇手を思いつく。竜馬はもはや単なる志士ではなく、革命家となった。しかし周囲から見ると危険思想の持ち主となり、幕府のみならず武力討伐を目指す薩長からも危険人物と見なされるようになる。 読了日:11月18日 著者:司馬 遼太郎 読書メーター

  • 2017年10月に読んだ本 - 鷹のぼせの独り言

    司馬遼太郎関連が続いている。自分にとって読みやすいのだろう。 10月の読書メーター 読んだの数:2 読んだページ数:629 ナイス数:18 新装版 竜馬がゆく (6) (文春文庫)の感想 薩長同盟成立させたその夜に寺田屋で襲撃を受けるなど、竜馬の人生は劇的すぎる。都落ちした長州系公卿の三条実美は、私の故郷の太宰府に蟄居していた。そこを竜馬が訪れ、薩長同盟成立のための内諾を得ていたとは知らなかった。一つの同盟を成立させるために、周囲から足固めしていった竜馬の足跡がうかがえた。 読了日:10月29日 著者:司馬 遼太郎 「司馬遼太郎」で学ぶ日史 (NHK出版新書 517)の感想 司馬さんの中にあった、非合理的な組織となり果てた昭和の日陸軍に対する思いが、歴史小説の執筆に駆り立てた。その源流は斉藤道三・織田信長に行き着く、という。幕末・明治時代など変動期には合理的な行動をとれる日人が、安

  • チームシップを育むための3本柱とは? 『今いる仲間で「最強のチーム」をつくる』 - 鷹のぼせの独り言

    私の所属する医療チームは内科、外科などの所属科単独ではなく、複数科の混成チームで成り立っている。この方法をとることによって、疾患を内科的あるいは外科的に評価・診断することができ、手術を実施した後も内科的なフォローアップが可能となり、各科連携のもと息の長い治療計画を立てることができる。 チームを構成するメンバーは各所属科の通常の仕事をこなすことに加えて、専門の疾患単位の治療を行う際には各科の垣根を越えてチーム医療を行っている。よって患者の病態の把握のために定期的にカンファランスを行っている。 多科が関わる診療のため、各医師が個人プレーに走らないように、チーム医療が機能するように注意しながら連携を図っている。医師はややもすると個人営業主として行動しがちなため、teamshipを育むための努力が求められる。 Teamshipを育むために必要なこと それでは teamshipを育むためには何が必要

    チームシップを育むための3本柱とは? 『今いる仲間で「最強のチーム」をつくる』 - 鷹のぼせの独り言
  • 9月に読んだ本 - 鷹のぼせの独り言

    2016年9月の読書メーター 読んだの数:3冊 読んだページ数:638ページ ナイス数:24ナイス 超・箇条書き―――「10倍速く、魅力的に」伝える技術の感想 伝えたいことを簡潔にプレゼンするための方法論を述べている。読み進めているうちに気づくのは、箇条書きの手法は論説文を書くためのパラグラフライティングと同じプロセスをたどるということ。アウトライナーで文章やブログを書く人は理解できると思うが、ベタな文章も箇条書きから膨らませていくと書きやすい。 読了日:9月24日 著者:杉野幹人 40歳からのモテる技術 (PHP文庫)の感想 この登録するのかなり恥ずかしかったけれど、読書量を増やすために… 読了日:9月19日 著者:青木一郎 中学受験は親が9割の感想 だいたいイメージ通りの内容だったが、頭の整理には良かった。やる気スイッチではなく、「やる気階段」という言葉は気に入った。これはスモール

    9月に読んだ本 - 鷹のぼせの独り言
  • 『くすぶる力』 くすぶる時は雌伏の虎になれ - 鷹のぼせの独り言

    2月はあまりが読めなかった。出張があると、移動の時にを読めるのだが。読了できたのは1冊のみ。 2016年2月の読書メーター 読んだの数:1冊 読んだページ数:164ページ ナイス数:10ナイス くすぶる力の感想 どんな人でも、その一生の中で不遇な時代が必ずある。そんなくすぶった時期をどのように過ごすべきかを示している。くすぶりは決してマイナスではなく、メンタルを鍛える絶好の機会。またそんな時期だからこそインプットを増やし、来るべき飛躍の時に向けて準備を怠らないことが大切。「雌伏の虎」が「虎視眈々」とチャンスを伺う普段の姿勢が求められる。落ち込んでいる暇はないんですよ、との著者の叱咤激励のメッセージが心に響く。 読了日:2月28日 著者:齋藤孝 読書メーター まず、小さくても目の前にあることをしっかり完成させることです。くすぶっている学生時代に友人と侃々諤々の議論を交わすのは有意義です

    『くすぶる力』 くすぶる時は雌伏の虎になれ - 鷹のぼせの独り言
  • イノベーションは内省から:『学習する組織』より学ぶ - 鷹のぼせの独り言

    組織運営を任されたら… 職場やクラスなど組織の運営を任された時、従来の方針を踏襲して前に進むか、あるいは前任者の方針に対して抱いていた不満な点を修正し前に進むか、判断が必要になることがあります。急激な変化は誰もが受け入れがたいことが多いのが実情ですが、手をこまねいていると改革は出来ずマンネリした組織になってしまいます。改革が必要なときにどこから手を付けるべきかを高間邦男著『学習する組織』より考えてみました。 イノベーションが組織にとって重要なのは、存続するためには外部環境の変化に適応できるように内部を変化させなくてはならないからである。そうすると、特に重要なのは、エクスターナルのシステムとコネクトする変数が変わることである。もちろん変数の位置が変わることで、つながり方が変わるのならそれでもよい。 そのため、変革するにあたっては、エクスターナル・システムとインターナル・システムをつなぐ変数を

    イノベーションは内省から:『学習する組織』より学ぶ - 鷹のぼせの独り言
  • 指導について上司と部下が共有すべき認識とは - 鷹のぼせの独り言

    手術は見て盗め 「神の手」と呼ばれる名医であっても全ての手術を最初から1人でこなせるわけではありません。解剖・疾患の知識は勿論、手術器具の情報、手順のイメージトレーニング、トラブルシューティングなど準備が必要となります。はじめは上級医の助手として手術に立ち会い、症例数をこなした後に、術者として独り立ちし執刀することになります。1人の術者が育つ、あるいは術者を育てるには教育が必要になります。今日はその教育・指導について考えてみたいと思います。 やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、 ほめてやらねば、人は動かじ。 話し合い、耳を傾け、承認し、任せてやらねば、人は育たず。 やっている、姿を感謝で見守って、信頼せねば、人は実らず。 これは太平洋戦争時、連合艦隊司令長官山五十六の言葉です。何だか読んでいて切なくなるのは僕だけだろうか? 師匠が弟子に指導をしても、「笛吹けど踊らない」弟子に対して、

    指導について上司と部下が共有すべき認識とは - 鷹のぼせの独り言
  • メンターが知らんぷりしたら部下は立つ瀬ないでしょ? - 鷹のぼせの独り言

    オーベン−ウンテンの関係 若手医師の教育の場では必ず上級医が指導につきます。上級医は、ドイツ語の oben 「上に」より由来して「オーベン」と呼ばれます。研修医など指導を受ける医師は、同じくドイツ語の「下位」を表す untenより「ウンテン」と呼びます。日では大・小という観点から研修医のことを「コベン」と言ったりしますが、これは俗語です。私が研修を受けた頃の大学医局では、オーベン−ウンテンは寝をともにするほどの密接な間柄で、患者の診察、薬・注射の処方から検査、治療方針の決定、手術、術後管理など全ての診療行為をペアで取り組んでいました。いわゆる徒弟制度ですので、各人の都合で行動することが出来ない制約があり、またウンテンの成長はオーベンの力量にかかっている側面がありました。勿論相性が合う・合わないと言った性格的な問題もあり、途中でペアを解消し他の上級医に変更されることもありました。しかし善

    メンターが知らんぷりしたら部下は立つ瀬ないでしょ? - 鷹のぼせの独り言
  • 淡々と自分の道を歩く 〜 嘉納治五郎の名言より - 鷹のぼせの独り言

    スポーツなど一瞬の技術によって勝敗を分ける世界で闘っている達人の発する言葉には重みがあります。 講道館柔道の創始者 嘉納治五郎には以下の名言があります。 勝って、勝ちに傲ることなく、負けて、負けに屈することなく、安きにありて、油断することなく、危うきにありて、恐れることもなく、ただ、ただ、一筋の道を、踏んでゆけ。 勝敗は時の運。どんなに準備をして対戦に臨んでも敗れることはある。勝ちに傲ることなく、負けに屈することなく、ひたすら準備をして淡々と自分のやるべきことをやっていく。この姿勢はまさに求道者そのもの。 しかし、これは何も勝負師に限ったことではありません。一般の生活をしている我々の日々の生活にも役に立つ名言です。人生は山あり谷ありです。挫折や失敗などの逆境もあれば、成功や賞賛などの順境もあります。良かれと判断して行った行為が裏目に出て自分を苦しめたり、「これは駄目だ」と思った状況が結果的

    淡々と自分の道を歩く 〜 嘉納治五郎の名言より - 鷹のぼせの独り言
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