2006年5月10日、半導体メーカー STマイクロエレクトロニクス(以下、ST)は同社の3軸加速度センサーが任天堂の家庭用ゲーム機“Wii”のコントローラである“Wiiリモコン”に採用されたことを発表した。 コントローラに搭載された3軸加速度センサは、傾斜方向や速さ、加速度を検知できるもの。プレイヤーの手首や腕、手の動きをセンサーがリアルタイムにとらえ、それをデジタル信号に置き換えることで、画面内のキャラクターなどの動きに反映させることができる。 この加速度センサーは、5ミリ×5ミリ×1.5ミリという軽量・小型な設計。また、超低消費電力性により、コントローラのバッテリ時間を延ばし、さらに、高い熱安定性によって、さまざまな温度条件下において“意図しない動きの検知を防ぐ”、としている。また、センサーは最大10000gまでの振動や衝撃に対する耐性を実現している。 センサーの価格は非公開。ただし、