遠くから - 残り半分
今週のお題「紅葉」 昨日に比べれば少し暖かいようだし、雨が止んだら走ろうかなと外が明るいうちから考えていて、もうとっくに止んではいるのですが、先ほどうっかりカレーの大盛りを食べてしまって、動くことさえままならないので横になっています。手持ち無沙汰で書きはじめましたが、油断するとウトウトしてしまい、寝落ちと共にスマホが降ってきそうです。 先週だったか、近所の広場のイチョウが黄色くなっていて、おお秋だ、と思わず写真に納めたところでした。私の生まれ故郷でも商店街の街路樹としてイチョウの木が整然と植えられていて、秋になると黄色い景色で彩られていたのが懐かしくおもいます。ただしイチョウというのはなかなか難しい問題も抱えていて、雌株であれば銀杏の異臭がありますし、育ちが速くて上は電線との干渉が問題になりますし、下を見れば根があちこちへ伸びて舗装を痛めてしまうし、売りである落葉はこまめに取り除かないと道
砂山崩し - 残り半分
麺類の中では蕎麦が1番好きです。 振り返れば離乳食から今日に至るまでさまざまな麺類がわたしの体をするすると通り抜けて行き、そうして蕎麦好きに至ったわけです。 ここで話は少し変わりますが、充分わかったつもりでいた人から、全然知らない一面を見せられて、新たに強く惹かれてしまうことってありますよね。その時、普通に少しずつ惹かれていくよりも振れ幅が大きい分、心にクサビを打ち込まれ、強く想いを寄せることになることも少なくありません。 小学生の頃、いつも暴言を吐き、ちょっかいを出してくる子がいました。わたしは心の中でサル子と呼んでいた。ある昼休み、遊んでいたらサル子と正面同士でぶつかり、その時少しお互いの唇が触れた。サル子は戸惑いの表情でわたしから目を逸らした。あ、こんな側面あるんだ。以来、どうしてもお互い目を合わせることができず、しかも席替えで隣同士になり、すっかり困ってしまったことがあります。 今
終わりの季節 - 残り半分
今週のお題「理想の老後」 わたしは老後について多少はイメージしておかねばならないお年頃です。 資金運用はもっとよく考えた方が良い気がするし、終局の地をどこに設定するべきか、そのために仕事へのスタンスをどう変えていくべきか。とか。 けれど一方で、そんな心配しても仕方ないじゃないか、という思いもかなりあります。最低親よりは長生きしたい。そのあとは、どうでも良いかな、とも考えています。 退屈なのはイヤですが、元がチョロい人間なので、良い音楽を探し出して聴きながら本や漫画を読んだり、月に一回くらいレイトショーで映画見たり、ユニクロで服を吟味しておじいちゃんスタイルをきこなして、美味しい蕎麦屋にたまに行けていれば、満足度は8割越えです。あ、あと半年に一回はジャズバーにも行きたい。1人が結構好きです。 最近、多肉植物と水耕植物が可愛い。彼らは手がかからないが、全く無視してはいけない。そのわかり合ってる
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