旧年中は当ブログをお読みいただいたこと、心から感謝します。 本年もなにとぞよろしくお願いします。 たまたま年末から読み始めた本のはじめの方に、こんなことが書いてあった。 自分が知らないこと、あるいは適切には知っていないことについて書くのではないとしたら、いったいどのようにして書けばよいのだろうか。まさに知らないことにおいてこそ、かならずや言うべきことがあると思える。ひとは、おのれの知の尖端でしか書かない、すなわち、わたしたちの知とわたしたちの無知とを分かちながら、しかもその知とその無知をたがいに交わらせるような極限的な尖端でしか書かないのだ。そのような仕方ではじめて、ひとは決然として書こうとするのである。(G・ドゥルーズ著『差異と反復』河出文庫版 上巻p17) 差異と反復〈上〉 (河出文庫) 作者: ジルドゥルーズ,Gilles Deleuze,財津理出版社/メーカー: 河出書房新社発売日
コピ・ルアックというコーヒー豆がある。それはとても希少な豆で、年間の生産量はせいぜい200キロ程度。市場では500グラムで300ドル(35000円くらい)で取引されるともいう。何がそんなに希少なのかというと、その生産過程に特殊な条件があるのだ。 今回はそんな希少なコーヒー、コピ・ルアックを飲ませてくれるというカフェでお話を伺った。 (安藤 昌教) うんこ コピ・ルアックは特殊な過程を経て生産される。何が特殊かというと、うんこだ。 うんことか公の場で書くの久しぶりでうれしい。だけどなにも書くことに困ってやけになっているわけではない。コピ・ルアックという豆は、ジャコウネコが排出した豆を集めて作られたコーヒーなのだ。 ジャコウネコは熟したコーヒーの実を好んで食べ、消化しきれなかった種を排出する。種はパーチメントと呼ばれる殻に包まれており実際にコーヒー豆として使うのはその殻を排除したものなので、豆
音楽に携わっている方には必携の1冊です。 音楽の基礎 (岩波新書) 芥川 也寸志 岩波書店 1971-08 売り上げランキング : 1591 おすすめ平均 Amazonで詳しく見る by G-Tools 著者の作曲家・芥川也寸志さん(1925-1989)は、芥川龍之介のご子息。「交響三章(トリニタ)」「交響管弦楽のための音楽」「弦楽のための三楽章(トリプティーク)」などの代表作をもち、NHKの音楽番組「音楽の広場」や「N響アワー」の司会等でもご存知の方は多いと思います。 著書「音楽の基礎」は、1971年に出版された名著で、音楽関係者・音楽愛好家の間でロングセラーとなっています(現在第54刷)。 内容はタイトルおよび、下記の構成の通り、音楽に携わるにあたっての基礎的な知識を広く浅く解説したものですが、芥川氏独自の視点による音楽に対する深い洞察が、多くの楽譜を引用しながら綴られています。 Ⅰ音
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