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ブックマーク / www.kyoto-u.ac.jp (4)

  • 絶対零度まで凍らないスピンの液体が示す不思議な性質を発見 — 京都大学

    山下穣 理学研究科助教、芝内孝禎 同准教授、松田祐司 同教授の研究グループは、加藤礼三 理化学研究所主任研究員らの研究グループと共同で、量子力学的な零点振動と幾何学的フラストレーションの効果により、絶対零度まで凍結しないスピンの液体の研究を行いました。この研究により、量子スピン液体状態はこれまで知られていなかった驚くべき性質を極低温で示すことを発見しました。通常電気を流すものは熱を良く伝えます。このような常識に反し、研究の量子スピン液体状態は、電気を全く流さない絶縁体の状態であるにもかかわらず、金属と同じくらい熱をよく伝えるというもので、絶対零度における物質の全く新しい凝縮状態の理解へつながります。 成果は、2010年6月4日に米国科学誌「Science(サイエンス)」に掲載されました。 論文名: "Highly Mobile Gapless Excitations in a Two-

    絶対零度まで凍らないスピンの液体が示す不思議な性質を発見 — 京都大学
  • 原子炉実験所において、世界初の加速器駆動未臨界炉実験を開始しました。(2009年3月4日)

    去る2月26日(木曜日)~27日(金曜日)、京都大学臨界集合体実験装置(KUCA)において、加速器駆動未臨界炉の開発に向けた実験研究を行うために申請して承認された原子炉設置変更に係る使用前検査が行われ、3月4日(水曜日)に合格証が交付されました。これを受けて、同日より陽子加速器を用いた世界初の加速器駆動未臨界炉実験を開始することになりました。 この研究は、平成14年度の文部科学省の革新的原子力システム技術開発公募事業で採択された課題「FFAG加速器を用いた加速器駆動未臨界炉に関する技術開発」の仕上げとして行われるものです。実験では、固定磁場強集束型(FFAG)加速器からの高エネルギー陽子ビームをKUCAに設置した重金属の標的に導いて核破砕反応を起こし、それに伴って発生する中性子を未臨界状態の原子炉中に打ち込み、核分裂連鎖反応を持続させて、その特性を調べ、加速器駆動未臨界炉の開発の基礎を築く

    原子炉実験所において、世界初の加速器駆動未臨界炉実験を開始しました。(2009年3月4日)
    kelokelo
    kelokelo 2009/03/05
    世界初の未臨界原子炉の稼働実験。エネルギー効率はどれぐらいになるのか、いずれにせよ楽しみだ。
  • ヒトチオレドキシン1を産生するレタスの共同開発に成功

    左から淀井淳司 京都大学ウイルス研究所教授、奈良先端科学技術大学院大学バイオサイエンス研究科の横田明穂教授、蘆田弘樹助教 奈良先端科学技術大学院大学の横田明穂教授らの研究グループと京都大学ウイルス研究所淀井淳司教授らの研究グループは、ストレス・炎症・アレルギーを抑制するタンパクにおける医薬健康産業への応用が期待される「ヒトチオレドキシン1」を産生するレタスの共同開発に成功し、平成20年3月26日開催の日農芸化学会2008年度大会において発表しました。 研究成果の概要 レタスでのヒトチオレドキシンの産生 -ストレス・炎症・アレルギーを抑制するタンパクにおける医薬健康産業への応用- 奈良先端科学技術大学院大学の横田明穂教授らの研究グループと京都大学ウイルス研究所の淀井淳司教授らの研究グループは、ヒトチオレドキシン1を産生するレタスの共同開発に成功しました。 京都大学ウイルス研究所の淀井淳司教

    ヒトチオレドキシン1を産生するレタスの共同開発に成功
  • 京都大学-お知らせ/ニュースリリース 2007年4月10日 近赤外光を使って水を分解する光合成の新たな仕組みの解明

    三室 守 地球環境学堂・人間・環境学研究科教授らの研究グループは、近赤外光を使って水を分解する光合成の新たな仕組みを明らかにしました。これは、地球の生産性と炭素循環に新たな視点を与えるものと考えられます。 【発表論文】 論文題名 Identification of the special pair of photosystem II in a chlorophyll d-dominated cyanobacterium (クロロフィル d を主要な色素とするシアノバクテリアの光化学系IIのスペシャルペアーの同定) 掲載紙 Proceedings of the National Academy of Science, USA (米国科学アカデミー紀要) 著者 鞆 達也 (京都大学大学院地球環境学堂) 大久保 辰則 (筑波大学大学院数理物質科学研究科) 秋 誠志 (北海道大学大学院工学研究科

    kelokelo
    kelokelo 2007/04/13
    クロロフィルDと呼ばれる色素の存在。そして、その色素が今まで知られていた光合成系とは異なるメカニズムで光合成を行っていることの解明。
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