『グローバリゼーション 人類5万年のドラマ』を読みました。アフリカで出現した現生人類ーホモ・サピエンスーのごく一握りの人びとがアフリカの地を後にして、徐々に世界中に広がり、そして「再結合」していく(原書のタイトルは『Bound together』)様を描いている。その再結合の原動力になったのが、貿易商、布教師、冒険家、戦士だった(原書の副題は「How traders, preachers, adventurers, and warriors shaped globalization」)。 グローバリゼーション 人類5万年のドラマ (上) ナヤン・チャンダ,友田 錫,滝上 広水 エヌティティ出版 売り上げランキング : 166576 Amazonで詳しく見る by AZlink 構成も巧みでエピソードも豊富なので飽きずに読める本なのですが、読み終わって感じたのは、具体的な数字が出てくると定性