ドアの抑えに使われていた岩石が、実は10万ドルの価値を持つ隕石だった/Central Michigan University (CNN) 米ミシガン州の民家で、開いたドアを抑えておく重しとして長年使われていた重さ約10キロの岩石が、約10万ドル(約1140万円)の価値がある隕石(いんせき)だったことが分かった。地元の大学が4日に明らかにした。 中央ミシガン大学(CMU)で地質学を研究するモナ・シルベスク教授は声明で、匿名希望の男性から奇妙な形の岩石の調査を求められたとき「何か特別なものだとすぐに分かった」と述べた。それまでも岩石を調べてほしいと頼まれることはあったが、本物の隕石だったことは一度もなかったという。 当該の岩石を分析したシルベスク教授は、それが隕石であると断定。元素組成は鉄が88.5%、ニッケルが11.5%で、過去にミシガン州で見つかった隕石の中で6番目の大きさだった。 CMU