サービス型のゲームには、いつか終わりが訪れる。しかし、その寿命を伸ばすことは可能。株式会社マイネットは、数々のスマホゲームを他社から譲り受け、長期運営を目指す「ゲームサービス事業」を柱としている。さまざまなスマホゲームの運営が続けられており、現状の運営タイトル数はなんと36本(※2020年9月時点)に及ぶ。中には『黒騎士と白の魔王』『ウチの姫さまがいちばんカワイイ』といった有名タイトルの名も。しかし、実際にサービス移管をするとなると、運営だけでなくサーバーやプログラムなどのシステム部分も譲渡されることになる。そうした移管は実際どのようにおこなわれるのだろうか。 マイネットの運営移管の影には、そのサーバーの運用や保守を担当する株式会社ビヨンドの貢献があるようだ。ビヨンドは、サーバーの保守運用やシステム開発を業務とする会社だ。本稿ではマイネットの膨大なゲームの同時運営を可能にしているインフラ技