ブックマーク / note.com/fumiken (2)

  • 「思う」と「言う」の距離について。|古賀史健

    ぼくは「言いたいこと」をあまり持っていない。 たとえば「いま国会を賑わせているあの問題について、お前はなにも言いたいことがないのか」と問われたら、たぶん「ない」と答える。なんと嘆かわしいやつだ、お前のような人間がいるからこの国の民主主義は……とかなんとか言われても、ないものはない。「言いたいこと」は、ないのだ。 ただし、「思っていること」はたくさんある。政治にかぎらず、経済であれ、社会問題であれ、芸術やスポーツまわりのことであれ、「思っていること」は山ほどある。けれどもきっと、ぼくは「思う」と「言う」のあいだの距離が、騒々しく忙しい人よりずっと遠いのだ。 なので、「思う」と「言う」がぴったりくっついた、「思う」と「言う」のあいだになんの距離も感じさせない人を見ると、単純におもしろいし、あこがれる気持ちもある。あんだけしゃべれたらさぞかし気持ちいいだろうなあ、とバイリンガルを眺める中学生のよ

    「思う」と「言う」の距離について。|古賀史健
    kenchan3
    kenchan3 2018/03/29
    良い
  • 20世紀最大の発明といえば|古賀史健

    20世紀最大の発明といえば、なにか。 テレビに飛行機、新幹線。トランジスタにコンピュータ。男は黙ってカップラーメン。ひとによって、立場によって、いろんな答えがある問いだと思います。そのなかで、ぼくがなるほどそれは気づかなかった、と膝を打ったのが、訃報の届いたシンガポールの初代首相、リー・クアンユー氏の答えでした。 どこで読んだのか忘れましたが、彼は「20世紀最大の発明はエアコンである」というんです。エアコンによって、第三世界の労働環境は激変し、奇跡的な経済成長を遂げることができた。それ以前の第三世界は、およそひとが「労働」できる環境ではなかった。平和であることも独立することも大切な要素だが、エアコンなしに東南アジアの発展はありえなかった。そんなことをおっしゃっていました。 これはねえ、考えてもみなかったことだし、けれども少しがんばって考えれば想像のつく範囲にある答えでもあるし、なんだか

    20世紀最大の発明といえば|古賀史健
    kenchan3
    kenchan3 2016/07/04
    http://mw.nikkei.com/sp/#!/article/DGXMZO02419670X10C16A5000000/ 熱帯地域では動かないが暑さに対する唯一の解決策だったしね
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