政府・与党はSNSなどを通じた「外国勢力の選挙介入」への対策に着手する。参院選で石破政権批判の情報操作があった可能性があるというのだ。「選挙介入」を声高に懸念しているのは、平将明デジタル相ら石破茂首相に近い人が中心となっている。「ロシアと関係がある」と名指しされたサイトの運営者は産経新聞の取材に「ロシアなど無関係。SNS規制は言論封殺だ」と憤慨している。 「ロシアが首相批判拡散」「ジャパンニュースナビというニュースサイトに関連するX(旧ツイッター)のアカウントが凍結されている。このサイトが外国勢力によって運営されている根拠を教えてほしい」 参院選期間中の7月18日、青木一彦官房副長官の記者会見で民放記者がそう質問した。青木氏は「個別のサイトやメディアについてコメントすることは差し控えたい」とかわした。名指しされた「ジャパンニュースナビ」とは何なのか、「外国勢力の選挙介入」を懸念する人たちの
