ものを飲み込む力が衰えたため胃に穴を開けるなどして管から栄養をとる高齢者が増えるなか、厚生労働省は来年春の介護報酬改定で再び口から食事をとれるよう訓練などを行った介護施設に報酬を加算する方針を固めました。 加齢や病気などでものを飲み込む力が衰えたため胃に穴を開けるなどして管から栄養をとる高齢者は増え続け、その数は数十万人に上ると推計されています。 食事を口からとれなくなることで生活の質が低下するほか、管から栄養をとる高齢者の数はイギリスの10倍に上るなど諸外国に比べ著しく多いと指摘されていることから、厚生労働省は来年春の介護報酬改定で再び口から食事をとれるよう訓練などを行った介護施設を手厚く評価する方針を固めました。 具体的には、歯科医師や栄養士などが連携して高齢者の飲み込む力に応じて計画を立て、訓練などを行った場合介護報酬を加算するとしています。 新たな加算はスタッフが比較的充実している
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