警察も行政も業者も、何もやらなかった やるべき事をやらなかった「不作為」は、責められてしかるべきだが、やるべき事をあえてやらない「不作為の作為」は、もっと悪質で罪が重い。 神奈川県川崎市で発生した老人ホーム連続転落死事件の「事故報告書」を入手した。何度も読むうちにつくづく感じたのは、この事件は、警察も行政も業者も、「おかしい」と思いつつも、結局は何事もなさなかったという意味で、「不作為の作為」がもたらしたのではあるまいか、ということだった。 転落事件の現場は、ジャスダックに上場するメッセージ(岡山市)傘下の介護付き有料老人ホーム「Sアミーユ川崎幸町」である。昨年11月から12月にかけて、立て続けに起きたこの事件は、今年9月に入って各メディアで大きく報じられた。 「Sアミーユ川崎幸町」が川崎市に提出した「事故報告書」をもとに、再度、振り返ってみよう。 最初の転落死は11月4日である。 要介護
神奈川県藤沢市立滝の沢小学校の4年生の算数の授業で、女性教師(40)が電卓の使い方を説明した際に、「嫌なやつ(18782)と嫌なやつ(18782)を足すと、皆殺し(37564)になる」との語呂合わせを教えていたことがわかった。市教委は「不適切で配慮に欠けた指導内容だった」とし、近く保護者説明会で謝罪する方針。 市教委によると、教師は10月30日、担任を務めるクラスの授業で、約40人の児童に語呂合わせを教えた。保護者の指摘で発覚した。市教委の調査に、教師は「本かインターネットで見た記憶があり、生徒に数字に興味を持ってもらいたくて使った。反省している」と話しているという。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く