2005年ブルーリボン賞:日本貨物鉄道 M250系コンテナ電車 [スーパーレールカーゴ] 2005年のブルーリボン賞は、有効投票4012票のうち、1138票を獲得したJR貨物のM250系コンテナ電車「スーパーレールカーゴ」が選ばれました。貨物車としては初めての選定です(他の機関車、旅客車は過去にいずれも選定実績があります)。 M250系は宅配便などの小口積合せ貨物の高速輸送を目的として製造されたJR貨物としては初めてとなる動力分散式貨物列車です。JR貨物のコンテナ輸送は、従来から特に長距離における貨物輸送では一定の役割を果たしていましたが、地球環境保護に対する社会的要請から、自動車輸送からのモーダルシフトの担い手としての役割が日々高まりつつある中で、さらに中距離の輸送で速達性の向上が求められ、特に宅配便等の小口貨物への対応が必要となりました。M250系は動力分散式の電車方式となったことで