にわかに活気付いてきた観のあるデジタルフォトフレーム市場。最も人気があり、製品も多いのが7型液晶ディスプレイを搭載した製品だが、市場の拡大を受けて、さまざまなディスプレイサイズや機能を備えた製品が登場し、百花繚乱となりつつある。 プリンストンテクノロジーの「OVO」(オーボ)は、そんな中でも異色の、「卵型デジタルフォトフレーム」だ。 本体サイズは61×61×81mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約158g、手に乗るサイズだが、鶏の卵よりひとまわり大きい。製品名の「OVO」も、ポルトガル語で卵を意味するのだという。底面も卵と同じように球面になっていて、脚になるようなものは見当たらない。底面のあたりに重心があって、ちょうど起き上がり小法師のように、正立するようにできている。 操作系は+、-、MENUの3つのスイッチだけで、卵形のフォルムにマッチするように、円形にデザインされている。これらのスイッ