「地下鉄民営化を検討」 高島福岡市長就任会見 2010年12月8日 01:36 カテゴリー:九州 > 福岡 市長のいすに座り、笑顔を見せる高島宗一郎福岡市長 7日就任した福岡市の高島宗一郎市長は記者会見で、市営地下鉄の民営化を検討する方針を明らかにした。選挙で訴えた発信力を具体化する「広報戦略室」の新設も明言した。焦点の副市長人事は、2人体制を当面維持する考えだが、市議会との関係で火種になる可能性もある。 「市職員の大量退職時代に合わせ、民にできることは民にお任せし、痛みを伴わないで行政をスリム化する一例として、検討作業を始めたい」。高島市長は市営地下鉄民営化の意義についてこう述べ、「民営化で利便性が高まり(マイカーからの切り替えが進んで)天神の渋滞問題解決にも寄与すれば」と展望を示した。 ただ、市交通局によると、箱崎線や七隈線の駅業務などは既に民間委託しており、人件費削減などの余地は大