大阪、熊本、兵庫県伊丹の3市交通局は19日、不要になった市営交通の車両や備品類計76点をインターネットのオークションサイトに共同出品すると発表した。 50年以上使われた路面電車や現役の市営バスなどもあり、注目を集めそうだ。 2007年から出品する大阪市が、PR効果を高めようと公営交通を運営する他の自治体に共同出品を呼びかけ、熊本、伊丹両市が応じた。 このうち熊本市は、1957年~09年に運行し、引退した路面電車(2両)を出品。予定価格は20万円で、同市は「捨てれば単なる大型ごみだが、別荘や喫茶店なら使えるのでは……」と売り込む。伊丹市は、現在も市内路線を走る大型バス(定員75人)を予定価格30万円で出し、担当者は「予想もつかない用途の入札を」と期待。また大阪市は、地下鉄の駅などに設置するカエル形の新聞・雑誌回収箱などを用意する。 出品物は24日午後1時からヤフーのサイト(http://ko