ロシアが8月20日、長期にわたり機密扱いにしていた「ツァーリ・ボンバ」の核爆発映像を公開した(Smithsonian Magazine、動画)。ツァールボンバは、50メガトンの威力があり、過去に実験された核爆弾の中では最大の破壊力を持つ。機密解除された映像は1961年に行われたツァーリ・ボンバの爆発の様子を映した40分間のドキュメンタリー映像。爆発を複数の角度から表示させており、爆発全体をフレーム内に収めるのに苦戦している様子がうかがえる。
突然ではありますが、このたびスラドおよびOSDN(OSDN.net/OSDN.jp)の運営会社である株式会社アピリッツを退職することになりました。書類上は7月中旬まで同社に在籍していることになっておりますが、いわゆる「有休消化」という扱いで、6月30日が最終出社日となっています。ここスラドには「編集長」という立場で関わってきましたが、退職に伴ってその肩書きもなくなります。読者の皆様、長らくスラドをご愛読いただきありがとうございました。 今後は、OSDN部の部長であるkazekiriこと佐渡さんがスラドの最高責任者という形になり、平常の編集者業に関してはnagazouさんとheadlessさんが担当する形になります。書類上の退社日が過ぎたあとについては、編集者権限は残るものの特権ユーザーではなくなり、毎日の編集作業に関しても基本的には手を引いてボランティアベースでの関わりとなります。 という
総務省が7月9日に公開した2019年(令和元年)版の情報通信白書によると、若年層においてはネットの利用者がテレビの利用者を上回っているという(A Successful Failure)。 10代および20代においては、テレビ(リアルタイム)とテレビ(録画)の合計よりもネット利用者のほうが多い。また、30代・40代においてもネット利用者はテレビ(リアルタイム)よりも多い状況になっている。メディア平均利用時間率においても、10代・20代はテレビよりネットのほうが多い。 一方でメディア別の信頼度はまだテレビや新聞のほうがインターネットよりも高い。また、ネット上での「炎上」の確認経路トップは「テレビのバラエティ番組」となっており、テレビがネットの情報を後追いしていることも示されている(情報通信白書の概要)。
あるAnonymous Coward 曰く、 先日、読み取りづらいQRコードに遭遇したため、いくつかのQRコードリーダーを試していたところ「公式」を謳うQRコードリーダーが起動時に位置情報の取得を要求してくることに気づいた。位置情報を要求してくるのは、QRコードの特許及び商標を保有している株式会社デンソーウェーブと、アララ株式会社が共同開発している「公式QRコードリーダー "Q"」。 不審に思って調べてみたところ、実はこの「公式」QRコードリーダーは「アクセス解析機能」が有効化された特別なQRコードを読み取ると、GPSを使った高精度の位置情報が開発元のログ収集サーバー(api.qrqrq.com) に送信される仕組みとなっていた(ログ送信時のキャプチャ)。もちろんQRコード自体に、そのような仕様が存在しているわけではなく、位置情報の送信は「公式QRコード作成サイト」(2017年9月開始)
大きなおっぱいを見ると健康になるという出鱈目記事にツッコむためにはてなブックマークのアカウントを作ったのですが、いい機会なのでやめることにします。 というより、単に一ヶ月もせずに使わなくなって放置してたので現状を追認したというだけですが。 理由は主に3点。 まず最初の理由として、あまりにレベルが低すぎること。 私はテクノロジーカテゴリを中心に見ているのですが、コメントが役に立った試しがほぼ全くありません。 使わなくなるまでの間で役に立ったコメントなんて2、3あったかどうかです。 あまりにSN比が悪すぎて時間の無駄でしかないです。 役に立たないだけならまだしも、明らかに間違ってるコメントに星が集まってる光景もよく見ますし。 次が、最大の理由にして、最も信じられない理由なのですが、どうも彼ら、自分たちのことを競合する類似サイトの住人より"上"だと思ってるようです。 競合というのは5ch、5ch
調査報道、人権活動家やジャーナリストの面が前面に出ていますが、ご存知のとおり、自由ソフトウェアの開発と配布がGnuPGに依拠しています。 と、いうのは、第一に(DebianやLinuxカーネルの開発者の慣習が広く知られていますが)、開発者の間で(かつてのSCO問題のような混乱がないように)、個々人を確認/認証/信頼する仕組みにGnuPGが使われています。分散した開発が大規模に行える元になっています。そして配布されるソースコードにはGnuPGの電子署名が用いられます。第二に、ディストリビューションから配布されるバイナリですが、こちらもGnuPGの電子署名が用いられます。ユーザが安心して配布を受けてインストールできるのは、これゆえです。また、こちらは、一般には広く知られていませんが、脆弱性情報の報告、セキュリティパッチの実験、では、開示できない段階で、GnuPGの暗号化で情報がやりとりされます
インドで、電子投票機を対象としたハッキングコンテストが開催されるそうだ(The Hindu、hindustantimes、Slashdot)。 インドのアーム・アードミ党(AAP)は、同国の電子投票機(EVM)は「秘密のコード」を知っているなら誰でも投票内容を改ざん可能だと主張している(THE ECONOMIC TIMES)。これに対し、インドの選挙管理委員会はそうした行為は不可能だと回答した。その根拠として新型のM3タイプのEVMは、機械内部を開封しようとすると動作不能になる機能やソフトウェアやハードウェアの変更を検出できる自己診断機能といった改ざん防止機能が取られているからだという。 その上で選挙委員会は、6月3日から「EVMチャレンジ」と呼ばれるハッキングコンテストを6月3日から行うと発表した。期間は4~5日ほどだという。このイベントではインド国内の各政党が3人の国内専門家を指定して
Orarioの芳本大樹が書いた『時間割アプリの「Orario」の特性と安全性について』(2017年4月17日)という文書を読んだ。このOrarioは、京都大学のKULASISにずっと不正アクセスを繰り返していて、正直なところ私(安岡孝一)としてはアタマに来ていたのだ。 大学が提供する情報が散在していることによる情報の取りこぼしや、スマホ最適化が行われていないことによる不便さを解消すべく、誰もが使いやすいシームレスな大学情報と連動した仕組みを作ろうと弊社メンバーが大学在学中に開発したアプリが「Orario」です。 ふざけるな。京都大学には全学生共通ポータルがあるだろう。あれを見て「情報の取りこぼしや、スマホ最適化が行われていない」などと主張するのは、いったい全体どういう料簡なんだ? それともOrarioは、京都大学のKUMOIやMyKULINEもサポートできるのか? Orarioアプリでは「
Windows 10の次期大型アップデート「Creators Update」では、Windows Updateが実行された後の再起動をユーザーがコントロールできるようになるという(PC Watch、Windows Blog)。 Creators Updateではアップデートのインストール作業が進み、再起動が必要となった際に実行タイミングを指定できるウィンドウが表示され、ここで時間を指定したり、再起動を延期して一定時間後に再通知を行わせるような設定が可能だという。 ただし、これらのオプションは標準ではオフとなっており、利用するためには手動でWindows Updateの設定を変更しておく必要があるとのこと。
虚偽の内容を訴えるTwitterへの投稿に自身の娘の写真が無断で使用されたとして新潟県の男性が発信者の開示を求めて裁判を起こし、それらの開示が命じられたという事件があったが(過去記事)、このたび開示情報から投稿者が特定され示談が成立したそうだ(朝日新聞)。 問題となったのは2014年に投稿されたもので、「安保反対国会前デモに連れて行かれた」「孫が熱中症で還らぬ人になった」といった旨のテキストとともに写真が使われていたという。娘の写真を使われた男性は新潟地裁に肖像権侵害で提訴、地裁が昨年9月に発信元のマンション名と住所の開示を命じる判決を出していた。この開示情報を元に投稿した男性が特定されたという。男性は慰謝料を支払う事で同意し、「申し訳なく思っております」等の謝罪文を書いたそうだ。 偽の投稿はネット上にあふれているが、野放しにされず、民事で法的な制裁がある事は、抑止力の観点からも望ましいの
Word文書を閲覧できる無料のソフトウェア「Word Viewer」について、2017年11月で提供およびサポートを終了するとMicrosoftが発表した(窓の杜)。 代替としてはWindows 10向けの「Word Mobile」やWord for iOS、Word for Android、Office 365の1か月間無料トライアル、OneDrive経由での閲覧などが推奨されている。Office for iPad/iPhoneは商用利用する場合Office 365のライセンス契約が必要だが、ドキュメントの閲覧のみであれば無償で利用できる(Microsoftの「Office for iPad / Office for iPhone – 商用利用に必要なライセンス」ページ)。
今後Windows 10では一般ユーザーでも特別な権限無しにシンボリックリンクを作成できるようになるという(マイナビニュース、Windows Developerブログ)。 シンボリックリンク機能はUNIXやLinuxでは古くから実装されていた機能だが、WindowsでもWindows VistaやWindows Server 2008でNTFSでシンボリックリンク機能が実装された。しかし、シンボリックリンクを作成するためには特別な権限が必要であり、一般ユーザーは利用できなかった。この制限はセキュリティ対策のためとされていたが、昨今ではマルチプラットフォーム対応の開発ツールやフレームワークなどでシンボリックリンクを利用する機会が増えており、それに対応するための変更だという。
決着がついたばかりのアメリカ大統領選挙だが、意外なことで投票が無効になってしまう可能性があるという。それは投票所で「selfie(セルフィー)」、いわゆる自撮りと呼ばれる行為をしてはならないと言うこと。歌手のジャスティン・ティンバーレイクも期日前投票のときに投票所で自撮りをしたところ、メディアで取り上げられ問題になったそうだ。ジャスティンの投票したテネシー州では投票所/投票ブースでの写真撮影は州法違反で最大で禁固30日の罪だという(ギズモード・ジャパンの記事1、ギズモード・ジャパンの記事2)。 こうした投票意志を示す自撮りのことを、米国などではBallot Selfieと呼ぶそうだ。アメリカでは、16の州で投票所での写真撮影を禁じているとのこと。コロラド州やニューハンプシャー州では、有権者はBallot Selfieを撮る権利があるという判決出ているという。一方、1番厳しいのはミシガン州で
大手ゲームメーカーのカプコンが、ニンテンドー3DS向けに交通系ICカードと連携して楽しめるゲームソフトを開発しているそうだ(ITmedia、4Gamer)。 最新のNewニンテンドー3DSシリーズには非接触ICカードリーダーが内蔵されているほか、旧モデル向けにも赤外線通信経由で非接触ICカードの内容を読み込めるデバイスが販売されており、これを活用するゲームタイトルのようだ。なお、ゲームの詳細は不明だが、SUicaやICOCAなど10種類の交通系ICカードに対応するとのこと。さらに、実在する全国9000以上の駅がゲーム内に登場するという。 なお、読み取るデータは乗車履歴のみで、ICカードへの書き込みも行わないとのこと。
ストーリー by hylom 2016年08月19日 18時04分 まさかLinuxでPowerShellが使えるようになるとは 部門より Microsoftのコマンドラインシェルおよびスクリプト言語「PowerShell」がオープンソース化された。Windowsだけでなく、LinuxおよびMac OS Xにも対応する(ITmedia、OSDN Magazine)。 ソースコードはGitHubで公開されている。また、コンパイル済みバイナリファイルも用意されている。バージョンは「v6.0.0-alpha.9」となっている。 PowerShellの各コンポーネントは.NET技術をベースとしているが、.NETのオープンソース化およびLinuxおよびMac OS Xへの移植によってPowerShellのオープンソース化が実現されたようだ。
米国では同じ出来事に対しメディアによってまったく異なる報道を行うようになり、人々は「自分が信じたい報道」にアクセスできるようになっているという。さらに、これによって「二極化」が進んでいるとの調査結果もあるという(WIRED)。 WIREDで例として挙げられているのは、2012年に発生した、エジプトやリビアなどでアメリカの在外公館が襲撃された事件(アメリカ在外公館襲撃事件)の調査報告書に関する報道。右派系メディアはこの調査結果について「ヒラリー・クリントン氏が意図的に民衆をミスリードしたと糾弾するもの」になっていると報じた一方、左派系メディアは「クリントン氏を無罪放免、新証拠なしというもの」と、まったく逆の内容を報じているという。 実際の調査報告書では当時のオバマ政権の反応を批判する一方、責任をクリントン氏に押しつけるものでもないとのことで、結局どちらの報道も調査報告書の一部を切り取っただけ
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