九州旅客鉄道熊本支社(熊本市西区)の廣川昌哉支社長は2月2日、熊本市のホテルで「在来線の連続立体交差事業の進展に伴い、3月14日深夜に上熊本駅や横手一帯の踏切の除却工事を実施する」と語った。 これは熊本経済人の会・ついたち会の懇談の中で語ったもの。在来線の連続立体交差事業は事業区間約6キロmのうち、今年度まで鹿児島本線上下線約4キロmと熊本駅部の上り線約2キロmを先行乗り入れさせるもの。連続立体交差事業の事業主体は熊本県土木部。同事業は鉄軌道で分断された東西エリアの一体化を実現するのが最大の狙い。在来線の踏切を撤去するのは①池亀②第二池亀③池田④熊本製粉⑤本妙寺⑥北段山⑦島崎通り⑧段山⑨西山⑩一新⑪高麗門⑫下馬天神⑬新横手ーの13踏切。廣川支社長は「踏切の除却工事が終わると、鹿児島本線東西の通行が大変便利になると思う。残る区間の下り線と豊肥本線の高架化は平成29年度末に終了、開業できる予定