自分の研究(象徴天皇制)と深入りしてしまった公文書管理問題について思いついたことを書いています。拙著『公文書をつかう―公文書管理制度と歴史研究』(青弓社)刊行しました。 昨日、枝野幸男氏が仙谷由人国家戦略・行政刷新相から後者の業務を引き受けることになりました。 行政刷新担当大臣は、公文書管理も担当しますので、仙谷氏から枝野氏へ権限が移ったことになります。 公文書管理問題をこれまで見てきた私としては、この人事は非常に大きい。 昨年公文書管理法が制定されたときに、民主党内で修正作業にあたっていたのが、枝野氏と西村智奈美氏(現外務省政務官)と逢坂誠二氏(現首相補佐官(地域主権担当))であった。 その枝野氏が行政刷新相として公文書管理担当になったのは非常に大きいと思う。 ただ、これまでの行政刷新担当はいわゆる「事業仕分け」の方に力が入りすぎて、どうも公文書管理問題は完全に放置されている状況にあるよ