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ブックマーク / satoru-takeuchi.hatenablog.com (4)

  • 好きなの使って他のをけなさない - 覚書

    私が生業とするソフトウェア開発において、OSやコードエディタやプログラミング言語など、様々なソフトウェアを使います*1。これらについて私が使っているものを理由付きで書くと次のようになります。 OS: Ubuntu 22.04 細かい設定をしなくてもそれなりに使える。よく普及しているから色々な情報を得やすい コードエディタ: VSCode 細かい設定をしなくてもそれなりに使える。Remote SSH extensionを使ったリモートマシン上での開発が楽 プログラミング言語: 主にGo 使い慣れているから。システムプログラムをするから。覚えやすいから これらにそれなりの愛着はあるものの、今後置かれる状況によって、どんどん変わってくるでしょう。じっさい10年くらい前はGoはほとんど使っていなくて、Cプログラマでした。 私はこんな感じですが、中には特定のソフトウェアに愛情を注ぐ人もいます。それ自

    好きなの使って他のをけなさない - 覚書
  • メモリダンプの模様とはどのようなものなのか(入門編) - 覚書

    はじめに 最近バズった以下の記事について、補足のようなものを書きたくなったので書きます。 note.com 上記の記事に対して「模様って何…?」のようなコメントが散見されましたので、カーネルのメモリダンプ解析経験が数年ある筆者が、わたしの理解できる範囲でメモリの模様とはどんなものかについて書きます。なお、模様とはあくまで感覚的なものなので、上記記事で扱われているかたの定義とわたしの定義は違うかもしれませんのであしからず。また、LinuxカーネルやCPUについてのある程度の知識が必要な表現や用語が出てきますが、記事ではそれらについての説明は割愛します。 メモリのさまざまな模様 メモリの模様とは(少なくとも私にとっては)16進バイナリの文字列の特定パターンです。ここでいうパターンとは正規表現マッチングできるようなパターンのことを指します。その中の代表的なパターンを見てみましょう。 ポインタ

    メモリダンプの模様とはどのようなものなのか(入門編) - 覚書
  • プログラミングでつまづいてきたこと - 覚書

    プログラミング初心者に対してどういう情報が役立つのかをぼんやり考えていると、そこそこコードを書けるベテランが、いつ、どういうことにつまづいてきたのかを書くとけっこう有益なのではないかと思ったので書きました。これを読むと直接プログラミング能力が上がるわけではないですが、「ああ、こういうところでつまづいてもいっぱしのプログラマになれている人もいるのだな」と思ってもらうのが目的です。成功談よりも失敗談のほうが役立つとよく言われますが、それと少し似ているのかもしれません。 全段落で「いっぱしのプログラマ」とか言った手前、自分のことを書いておきます。18歳ごろから20年くらい前からプログラミングをしていて、主に有名どころのOSSに向けてコードを書いてきました。昔はLinuxカーネルを10年少々やっていて、ここ最近はCephオーケストレータであるRookの開発とかをしています。プログラマとしてはスーパ

    プログラミングでつまづいてきたこと - 覚書
  • 「OSSライセンスの教科書」を読んだ - 覚書

    タイトル通りオープンソースソフトウェア(Open Source Software, OSS)のライセンスについて扱ったです。難解なことを筆者の経験を踏まえて平易に解説してくれているので、この手のことを知りたいと相談された場合は「これを読んでみてください」と勧められるでした。 OSSのライセンスについての知識は近年のソフトウェア開発者には避けては通れません。しかしこれを十分に理解している開発者は多くはありませんし、(とくに「コードだけ書いていたい」というタイプの人には)それほど興味をひく題材ではないというのが実情ではないでしょうか。この状況をなんとかしようと長年OSSに関わってこられた筆者が一石を投じたのが書です(多分)。筆者が技術者の目線だけ解説するだけではなく、弁護士のかたの監修を受けることによって法律家の目線からも解説しているという点で書は貴重です。私はこのようなを少なくとも

    「OSSライセンスの教科書」を読んだ - 覚書
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