標記,先週土曜日に,宇野重規先生がとってもスマートでシャープな書評を書かれた後ですが,懲りずに言葉を足そうとするわたくしです。前回のエントリで書いた以下について。 アメリカは極端な世俗化はきっとしない。そして世界も。少なくともすぐにはしない。 多民族が暮らすアメリカの例は,私は世界のこれからを見せてくれている一面があると常々思っている。 前者の世俗化(secularization)予想については... 私は,昨年,やっと論文を出すことができたインドネシアのプサントレンでの調査を進める中で(その論文の無料サンプル部分),世界最大のイスラム教徒数を誇りながら,世俗国家(Secular state)とされるその国の宗教と教育の関係について学んだ。 これからこのパラグラフで述べることは言い訳でもあるが,若い調査者の参考になればと思って書くのだが,実はこの調査は,科研で着手した「多様な資料の活用に対
![(続)『アメリカの恩寵:宗教は社会をいかに分かち,結びつけるのか』 - 東京から飛んで学校図書館を考える](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/fb42f6d20cf78cbe1400caee65f44c5f919fc210/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fcdn-ak.f.st-hatena.com%2Fimages%2Ffotolife%2Ft%2Fto-yurikon%2F20111105%2F20111105095351.jpg)