南海電気鉄道と泉北高速鉄道は1月29日、両社線間の連絡切符に適用している連絡普通旅客運賃の値下げを3月1日に実施すると発表した。同時に泉北高速鉄道線内のみ通学定期旅客運賃を値下げする。 泉北線は南海高野線の中百舌鳥駅(堺市北区)から分岐しており、両線を直通する列車が難波(大阪市中央区)~和泉中央(大阪府和泉市)間で運行されている。南海線各駅から泉北線各駅までの連絡普通旅客運賃は、南海線各駅から中百舌鳥駅までの普通旅客運賃額と、中百舌鳥駅から泉北線各駅までの普通旅客運賃額を合算し、ここから乗継割引額(大人20円・子供10円)を引いた金額で設定されている。 3月1日以降、連絡普通旅客運賃の乗継割引額を大人100円・子供50円に引き上げ、全体では大人80円・子供40円値下げする。大人の場合、難波~泉ヶ丘(堺市南区)間21.2kmの連絡普通旅客運賃は460円(現行540円)に。南海線内のほぼ同じ距