東京都中央区の高層マンションから、2リットルの水を入れたペットボトルを落とし、下を歩いていた30代の妊婦に軽いけがをさせたとして、警視庁は10日、マンションに住む高校生の少年(16)を傷害の疑いで逮捕した。警視庁への取材でわかった。「通行人に当たっても仕方ないと思った」と話し、容疑を認めているという。 警視庁によると、少年は7日午後2時45分ごろ、水を入れたペットボトルを、高層階にある自室の窓から投げ、歩道を歩いていた妊婦の肩に軽い打撲を負わせた疑いがある。7日には「ペットボトル4本が次々と落ちてきた」、8日夕にも「ペットボトルが落ちてきた」との110番通報がそれぞれあり、警視庁は関連を調べる。 このマンションに住む50代の女性は7日午後、飼い犬の散歩中にペットボトルが相次いで落ちてくるのを見た。女性によると、初めに小さいペットボトルが足元に転がってきて、次に目の前に水入りのペットボトルが