Published 2020/10/01 15:00 (JST) Updated 2020/10/02 15:31 (JST) 県内バス・鉄道の共通ICカード乗車券「長崎スマートカード」が30日、システム老朽化と新ICカードへの移行に伴い、利用を完全に終了した。導入していた9社・局は10月1日から5年間、発券した社・局で払い戻しに応じる。このうち島鉄バスを運行する島原鉄道(島原市)だけは新カードに移行せず、紙の回数乗車券を復活させた。 9月30日に利用を終えたのは▽県交通局(長崎市)=県営バス▽県央バス(諫早市)▽西肥自動車(佐世保市)=西肥バス▽させぼバス(同)▽島原鉄道-の5社・局。ほかの▽長崎自動車(長崎市)=長崎バス▽さいかい交通(西海市)▽松浦鉄道(佐世保市)=MR▽長崎電気軌道(長崎市)=路面電車-の4社は先に終了していた。 このうち長崎バスとさいかい交通は昨年9月から、独自の