盗撮目的で、福岡市内の男性が女性のスカートの中に携帯電話を入れたとして、福岡県迷惑防止条例違反に問われた事件の判決が9月7日、福岡地裁であり、無罪が言い渡されたと報道された。 報道によると、男性は2017年4月、福岡市内の商業施設において、下着を盗撮する目的で携帯電話の動画機能を起動させ、女性のスカートの中に携帯電話を差し入れた疑いで在宅起訴された。男性は捜査段階では、携帯電話を約5秒間差し入れたと供述していたが、公判ではこれを否定、盗撮しようと近付いただけだったと無罪を主張していたという。判決では、動画は手ぶれしていて下着が撮影されていなかったことなどから、捜査段階の自白と客観証拠と合致せず、信用できないと結論づけた。 福岡県迷惑防止条例では、公共の場所や乗り物、公衆の目に触れるような場所(学校の教室や会社事務室、更衣室など)、公衆が通常衣服の全部または一部を着けないでいるような場所(公
頭を丸刈りにされるなどし、その様子をブログに掲載されるパワハラを受けたなどとして、福岡県宗像市にある運送会社の元社員の男性が、慰謝料や未払い賃金など計約1100万円と、労働基準法違反の雇用主を制裁する「付加金」の支払いを求めた訴訟の判決が14日、福岡地裁で言い渡される。 訴えによると、男性は2012年3月ころから約2年間、トラックの長距離運転手として運送会社に勤務した。この間、運送先から戻る途中に温泉に入ったことを理由に丸刈りにされたり、洗車用の高圧洗浄機で体に水を噴射されたりした。会社近くの川に入るよう命じられ、打ち上げ花火や石で狙われたこともあったという。 会社の寮から逃げだしたが、給与が振り込まれなかったため所持金が底をついて戻ると、土下座で謝罪させられた。これらの様子は会社のブログに掲載されたという。 会社側は裁判で「頭が皮膚病だったので本人の希望で髪の毛を刈った。川に入るように命
福岡県宗像市で6月、男2人から性的暴行の被害に遭ったなどとうその通報をして警察の業務を妨害したとして、福岡県警が今月、偽計業務妨害の疑いで、県内の男女3人を福岡地検に書類送検していたことが捜査関係者への取材で20日、分かった。 書類送検されたのは、いずれも県内在住で、銀行員の20代の女と、女に協力した20代の男ら2人。書類送検容疑は6月中旬、共謀して、うその性犯罪事件をでっち上げ、警察官の業務を妨害した疑い。 捜査関係者によると、女がインターネットを通じて知り合った男2人に「連れ去ってレイプしてほしい」などと依頼。2人は実際に、宗像市内で帰宅中の女を車で連れ去り、わいせつな行為をしたという。女が家族に「集団強姦(ごうかん)の被害に遭った」と相談し、両親が県警に通報した。 県警は防犯カメラの映像などから男2人を特定。事情を聴いたところ、「女から頼まれた」と話し、女と連絡を取り合って計画してい
福岡市で、IT関係のセミナーの講師が殺害された事件で、殺人などの疑いで逮捕された男は、事件後に、犯行を起こしたことを伝える内容をインターネット上に投稿したと話していることが弁護士への取材でわかりました。 6月24日、福岡市中央区の企業の創業支援施設で、有名ブロガーでIT関係のセミナーの講師を務めた岡本顕一郎さん(41)がセミナーの終了後、ナイフで刺されて死亡し、警察は福岡市東区の無職、松本英光容疑者(42)を殺人などの疑いで逮捕しました。 この事件のあと、インターネット上には「俺を『低能先生です』の一言でゲラゲラ笑いながら通報・封殺してきたお前らへの返答だ」、「これから近所の交番に自首して俺自身の責任をとってくるわ」などという内容が投稿されていましたが、接見した弁護士によりますと、松本容疑者は「投稿したのは私です」と話したということです。 また、インターネット上に出てくる「低能先生」という
福岡市中央区であったIT関係セミナーの男性講師が刺殺された事件で、福岡県警は25日、同市東区筥松(はこまつ)1丁目の無職、松本英光容疑者(42)を殺人と銃刀法違反の疑いで逮捕し、発表した。松本容疑者は「インターネット上(のやりとり)で恨んでいた」と供述。ナイフで首や胸などを繰り返し刺していることから、県警は強い殺意があったとみて調べている。 県警によると、殺害されたのは、インターネットセキュリティー関連会社「スプラウト」の社員、岡本顕一郎さん(41)=東京都江東区東雲2丁目。松本容疑者は24日午後8時ごろ、福岡市中央区大名2丁目の旧大名小学校跡地にある起業家支援施設で、岡本さんの首や胸など複数箇所をナイフ(刃体約16・5センチ)で刺して殺した疑いがある。 調べに「死なせてやろうと思った」などと供述。2人に直接の面識はないとみられる一方、岡本さんが「Hagex」の名前で書いているブログに、「
人気漫画をインターネット上に無断で掲載していた「漫画村」という海賊版サイトについて、福岡県警察本部などが、被害を訴える大手出版社から告訴状の提出を受け、著作権法違反の疑いで捜査を進めていることがわかりました。 サイトは先月閉鎖されましたが、福岡県警察本部などが、被害を訴える複数の大手出版社から告訴状の提出を受けて、著作権法違反の疑いで捜査を進めていることが警察への取材でわかりました。 海賊版対策を進める業界団体、コンテンツ海外流通促進機構によりますと、「漫画村」による被害は去年9月からの半年間でおよそ3192億円にのぼると推計されています。 警察はサイバー犯罪を捜査する専門部署を中心に情報収集にあたり、サイトを運営していた人物の特定を進めています。
福岡市内で無許可の民泊を営み、火災報知機型の隠しカメラで宿泊客を盗撮したとして、福岡県警は4日、不動産会社長の男(48)=福岡市早良区=を旅館業法違反と軽犯罪法違反の疑いで書類送検し、発表した。「カメラは防犯目的だったが、客をのぞき見できると思い、ベッドの方へ向きを変えた」などと供述しているという。 県警によると、男は2016年8月~17年6月、所有する福岡市博多区の賃貸マンションの一室で無許可の民泊を営業。17年6月27~28日には、部屋の天井に取り付けた火災報知機型の小型カメラ(直径10センチ)で、宿泊客の韓国人の男女を盗撮した疑いがある。 男女が天井を見た際に、カメラのランプが点滅するのに気づき、チェックアウト後に韓国総領事館に相談して発覚。県警が調べたところ、カメラのSDカードには、男女がベッドでくつろぐ動画が残っていたという。 宿泊料は1泊5千円、連休中は7千円。県警は男が少なく
福岡市博多区で昨年7月、金塊約160キロが盗まれた事件に関与した疑いが強まったとして、福岡、愛知両県警は22日、愛知県内の男ら6人を窃盗などの疑いで逮捕した。ほかにも事件に関わった男ら数人を指名手配する予定で、巨額の金塊窃盗事件の全容解明を進める。福岡県警は同日、被害額は当時の相場で7億5千万円相当になると明らかにした。 窃盗容疑で逮捕されたのは、金塊を盗んで車で逃走したとされる愛知県内の男ら4人。また盗品と知りながら金塊の買い取りに関わった疑いのある男ら2人も盗品等処分あっせん容疑で逮捕された。 事件は昨年7月上旬の午前中、JR博多駅の筑紫口近くで起きた。 金塊を売るため、ビル内の貴金属店に持ち込もうとした被害男性らの前に、警察官の服装をした数人の男が現れ、「密輸品なのはわかっているぞ」などと迫った。金塊や現金の入ったケース5個を調べ、男性らが目を離したすきに、車に積んで逃げたとされる。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く