認証プラットフォームを提供するAuth0(オースゼロ)社は、顧客ID&アクセス管理(CIAM)に関する調査レポート「ログイン体験の期待と現実」を発表した。2021年2月から8月にかけてオンライン上で実施したもの。日本を含む世界の12カ国 、1万7000 人の消費者と オンラインサービスを提供する企業に勤務する2400人のIT・マーケティング分野の意思決定者から回答を得た。 調査結果によると、EC利用で83%は面倒なログイン・登録プロセスを理由に、購入やアカウント設定を放棄したと回答。日本市場に限ると76%で、そのうち5人に1人は「何度も(放棄した)経験がある」と回答した。 年代別では、35~49歳が他の年代よりも高い(28%)。世代別EC利用率も、仕事や子育てなど時間的制約のある30~40代が高いことから、ECの利便性が企業のビジネス機会に直結していることがうかがえる結果となった。 一方、