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novelとsocietyに関するkenjiro_nのブックマーク (5)

  • 「虐殺の文法」の正体~『帰ってきたヒトラー』から考える~ - 本で死ぬ ver2.0

    帰ってきたヒトラー コレクターズ・エディション [DVD] 出版社/メーカー: ギャガ 発売日: 2016/12/23 メディア: DVD この商品を含むブログ (4件) を見る 映画『帰ってきたヒトラー』を見た。 もくじ ヒトラーを題材に移民問題を浮き彫りにする野心作 一般人へのインタビューが挿入される 「異なる存在を遠ざけたい」という生物としての防衛能 ヒトラーをおもしろがる危険性 『虐殺器官』について 虐殺器官の正体 虐殺の文法の正体 おわりに 原作も読んだのだが、映画映画として高品質な作品だと思う。 原作のあるシナリオを映画にするというのは、かなり難しいことだろう。来ならば読みきるのに数十時間かかる作品をせいぜい2時間くらいにまとめなければならないのだから。 帰ってきたヒトラー 上 (河出文庫 ウ 7-1) 作者: ティムール・ヴェルメシュ,森内薫 出版社/メーカー: 河出書

    「虐殺の文法」の正体~『帰ってきたヒトラー』から考える~ - 本で死ぬ ver2.0
  • 朝井リョウさん「素晴らしき“多様性”時代の影にある地獄」|平成 -次代への道標|NHK NEWS WEB

    朝井リョウさん。平成生まれで初めて直木賞を受賞した人気作家が2019年3月、平成を生きる若者たちを描いた小説を出版した。平成の時代を歩んできた朝井さんは平成をどういう思いで描いたのか? そして次の時代に思うことは? ――長編小説『死にがいを求めて生きているの』は、3月に刊行された朝井リョウさんの最新作だ。作品を手がけるきっかけは、朝井さんや伊坂幸太郎さんなど、8組の作家がさまざまな時代の「対立」をテーマに作品を描く、という企画に参加したこと。この中で朝井さんは平成を担当することになった。 「平成を舞台に『対立』を書く。そう考えた時に、いったい何を書けばいいのか、迷子になってしまったんです。昭和を担当される伊坂幸太郎さんは嫁姑や米ソの対立を、中世・近世を担当される天野純希さんは源平合戦を書くらしいという話を聞く中で、平成では個人間の『対立』も国を挙げての『対立』も、象徴的なものがどちらもなか

    朝井リョウさん「素晴らしき“多様性”時代の影にある地獄」|平成 -次代への道標|NHK NEWS WEB
  • BLOGOS サービス終了のお知らせ

    平素は株式会社ライブドアのサービスを ご利用いただきありがとうございます。 提言型ニュースサイト「BLOGOS」は、 2022年5月31日をもちまして、 サービスの提供を終了いたしました。 一部のオリジナル記事につきましては、 livedoorニュース内の 「BLOGOSの記事一覧」からご覧いただけます。 長らくご利用いただき、ありがとうございました。 サービス終了に関するお問い合わせは、 下記までお願いいたします。 お問い合わせ

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  • 世界全体があなたを愛する楽園 - 村田沙耶香「消滅世界」 - 未翻訳ブックレビュー

    LGBTは子どもを産まないため生産性がなく、彼らに税金を投入するのはおかしい」という主旨の寄稿をした国会議員がいた。 この意見は差別だし真っ当な反論は各所でされている。でも、その議員には別の質問もしてみたい。もし次のように訊いたら、なんと答えるだろう。 「たしかにLGBTって生産性がないですよね。でも、ヘテロの男女家族も、生産性低くないですか?だから、人工授精の研究を進めて、家族とか結婚とか関係なく子どもが生まれる、生産性の高い社会を目指しませんか?」 村田沙耶香の小説「消滅世界」は、そんな「高い生産性」が実現した社会の物語である。2018年の7月に文庫化されて読んだらめちゃくちゃ面白かったので、これは同書の紹介と、考えたことについての記事。 目次 繁殖が性愛と分離した社会 家族は無数にある動物の繁殖システムのひとつ 奴隷の幸福と失楽園 世界全体から愛されなくてもいい自由 繁殖が性愛と分

    世界全体があなたを愛する楽園 - 村田沙耶香「消滅世界」 - 未翻訳ブックレビュー
  • 「すばらしい新世界」オルダス・ハクスリー 著 | Kousyoublog

    ずっと読みたいと思っていた。1932年に描かれた作はディストピア小説の傑作として、オーウェルの「一九八四年」と並び称されることも多い。その理由は読めばわかる。 西暦2540年、世界は自動車王フォードを神格化し、高度な効率化に基づく高福祉の実現によって安定社会を築き上げていた。人間は工場で生産され、条件付け教育に基づいて欲望は抑えられ、フリーセックスの奨励とソーマと呼ばれる快楽薬はストレスを解消し、遺伝子操作に基づき生まれながらにして定められた階級の中であるべき人生を歩む。共同性(コミュニティ)、同一性(アイデンティティ)、安定性(スタビリティ)をモットーとする「すばらしい新世界」だ。 この作品世界は著者ハクスリーの未来予測に基づいて構築されている。1932年、彼は未来をどのように予測したか、書に収められた1946年の「著者による新版への前書き」で詳しく語られているが、この前書きは実に鋭

    「すばらしい新世界」オルダス・ハクスリー 著 | Kousyoublog
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