伊北部ベルガモ近郊の教会の床に置かれた複数のひつぎ(2020年3月21日撮影)。(c)Piero Cruciatti / AFP 【3月23日 AFP】イタリアで、危篤に陥った新型コロナウイルス感染者らの臨終の際、祝福を与えた聖職者らが、次々と命を落としていることがわかった。 【深く知る】非日常の中の希望 新型コロナ外出制限下で暮らす欧州の人々 カトリック系日刊紙「アベニーレ(Avvenire)」は19日、同国北部の主要な産業都市ミラノ(Milan)の北東に位置するベルガモ(Bergamo)教区で、新型コロナウイルス感染症により少なくとも10人の聖職者が死亡していると報じた。同教区は、新型ウイルスが最も猛威を振るっている地域とされている。 同紙は、聖職者や教会員の死者数は「あまりにも多く、数えるのは難しい」と述べている。 さらには、パルマ(Parma)で新たに5人が死亡。ブレシア(Bres