「屋台残すべきだ」 福岡市長 「一代限り」規制、議論へ 2011年6月21日 06:51 カテゴリー:社会 九州 > 福岡 中洲の那珂川沿いに並ぶ屋台=20日夜、福岡市博多区 福岡市の高島宗一郎市長は20日の市議会一般質問で、全国一の規模ながら存続の危機にある屋台について「このまま福岡から消えて無くなってもいいのか。私は福岡の街に残すべきだと考える」と述べ、原則一代限りとしている現行の規制の問題点を含め、屋台の在り方について再検討を始める考えを示した。 戦後間もなく始まった「福岡名物」の屋台。路上で営むには道路使用許可(道交法)と道路占用許可(道路法)などが必要で、福岡県警は1995年、営業権の売買が自由だった屋台について「権利売買の禁止、道路使用許可は一代限り」とする方針を打ち出した。 福岡市も96年に有識者や市民による屋台問題研究会をつくり議論。屋台営業のルールを確立するために20