スマートフォン(高機能携帯電話=スマホ)の特許をめぐり米アップルが韓国サムスン電子の日本法人を相手取り起こしている訴訟で、東京地方裁判所が31日に出した判決では、1億円の損害賠償やサムスン製スマホの販売禁止など、原告であるアップルの請求を退けた。ところがこの判決は、アップルにとっては痛くもかゆくもないものだ。西村あさひ法律事務所の山口勝之弁護士は「アップルが徹底的に争う姿勢を示し続けることが(
伝記「Steve Jobs」の著者であるWalter Isaacson氏によれば、故Steve Jobs氏は、Googleが「iPhone」のアイデアを盗んだとして本当に激怒していたという。 英国のRoyal Institutionで、現地時間4月4日午後、Isaacson氏は、「Android」が展開されたことに対するJobs氏の怒りを振り返った。 MacWorldが伝えた通り、Jobs氏は、Bill Gates氏がAppleが採用していたグラフィカルユーザーインターフェース(GUI)をWindowsに導入し、その後Dell、IBMや多数のPCメーカーとライセンス契約を結び、MicrosoftがPCのマーケットで独占的な地位を築いた当時、腹を立てていた。 Jobs氏は、歴史が繰り返すように、「iPod」や他のApple製の機器が「言葉通りほぼコピーされた」状況にも腹を立てていた、とIsa
自信作 07年、発表したばかりのiPhoneをロンドンで売り込むジョブズ Alessia Pierdomenico-Reuters アップルのスティーブ・ジョブズCEO(最高経営責任者)が、07年のマック関連の見本市「マックワールド・エキスポ」で高機能携帯電話iPhoneを発表したときのこと。彼はその画期的なユーザーインターフェースから話を始めた。「マルチタッチ画面という驚異的な技術を開発した。まるで魔法のような技術だ」 ジョブズは、独特の大げさな表現でiPhoneのタッチ画面の感度の良さや賢さ(間違って触れたときは無視してくれる)、2本の指を画面上で開いたり閉じたりすると拡大や縮小ができるマルチタッチ機能などを宣伝。最後に次のように付け加え、この技術がいかに特別かを強調した。「特許もどれだけ取ったことか!」 ジョブズは3月2日、このとき言外に込めた脅迫を実行に移した。iPhoneの特許2
既報の通り、米Appleが台湾のHTCを20件の特許侵害でデラウェア州米連邦地区裁判所に提訴した。その内容を確認すると「なぜHTCなのか?」という疑問が持ち上がる。こうした声に対して、All Things DigitalのJohn Paczkowski氏など複数のアナリストや専門家が、訴訟の本当の狙いはHTCではなく、ライバルのスマートフォン・ベンダー全体への牽制であると指摘している。 GoogleのAndroid携帯「Nexus One」ベンダーであるHTC。同社は、Windows Mobileを含むモバイルプラットフォームを幅広く採用している まずAppleが侵害を主張している特許を見ていこう。4件はタッチ・ユーザーインタフェース(UI)に関する特許だ。 7,657,849 : ジェスチャーを使ったデバイスのアンロック 7,479,949 : タッチスクリーン・デバイスがマルチタッチに
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