受動攻撃性パーソナリティ障害(英語版)とは、ため息や仕事を振らない、無視など不機嫌な気持ちになると受け身的なやりかたで攻撃感情を表現し、あてつけや抵抗を示すために、対人関係に広く支障をきたしてしまうというものである[6]。『精神障害の診断と統計マニュアル』第4版(DSM-4)では、これらの対人様式が固定化され、適切な要求に対して、拒否的な態度や受身的な反抗をとるという様式を伴っていると説明されている[7]。 DSM-5では、受動攻撃性パーソナリティ障害はパーソナリティ障害の病型(10種類)に含まれていない。DSM-5の出版で、この語句もラベルも使用されなくなり、この診断はほとんど無視されるようになった。DSM-5でこれと同等のものは「他のパーソナリティ障害(other specified personality disorder and unspecified personality di