南アフリカ・東ケープ州リボデ(Libode)で、通過儀礼の一環として大人の作法を学ぶ授業を受けるコーサ人の少年たち(2009年11月20日撮影)。(c)AFP/ALEXANDER JOE 【6月25日 AFP】南アフリカ・東ケープ(Eastern Cape)州の保健当局は24日、この地方の伝統的な「成人式」で行われる割礼(包皮切除)の失敗により、この冬だけで33人の少年が死亡したと発表した。南ア通信(SAPA)が報じた。 地元保健当局者のシズウェ・クペロ(Sizwe Kupelo)氏によると、最新の死者が出たのはモエニ(Moyeni)村。割礼が行われたのは前週で、当局は感染症予防の目的で現地を視察していたが、そのとき村人たちは具合が悪くなった少年たちを隠し、24日朝に少年1人が死亡してからようやく当局に連絡してきたという。 割礼の失敗で病院に搬送された少年らは十数人に上り、ペニスが壊死して