スリランカ北部の街キリノッチ(Kilinochchi)で地方選挙の投票の列に並ぶ人びと(2011年7月23日撮影)。(c)AFP/Ishara S. KODIKARA 【7月25日 AFP】スリランカで40年近くに及んだ内戦終結後初の地方選挙の結果が24日に開票され、内戦に敗北した反政府武装勢力「タミル・イーラム解放のトラ(Liberation Tigers of Tamil Eelam、LTTE)」が実効支配していた地域で、LTTEの流れをくむタミル国民連合党(Tamil National Alliance、TLA)が議席の3分の2を占め圧勝した。 23日に投票が実施された地方選で、TLAはスリランカ島北部および東部に位置するLTTEの元支配地域26議席のうち、18議席を獲得。また、別のタミル系野党も2議席を獲得した。 スリランカからの分離独立を目指していたLTTEが2009年5月に政府