タイ・バンコク(Bangkok)で、タイの出入国管理当局者らに連行される、14日に起きた連続爆発事件のイラン人容疑者(中央、2012年2月16日撮影)。(c)AFP 【2月17日 AFP】タイの首都バンコク(Bangkok)中心部で14日、相次いで爆発があったことを受け、タイ当局は観光地や各国大使館で警戒を強めている。 バンコク郊外のスワンナプーム国際空港(Suvarnabhumi Airport)では警察が不審者や不審物のパトロールを強化し、観光地などのホテルも警戒を強めている。英国や米国などは、タイにいる自国民に注意するよう呼びかけた。 タイの警察は15日、この事件でイラン人2人の身柄を拘束した。1人は逃走する際、警察に投げようとした爆発物が自分の足元で爆発して両足を失い、現在はバンコク市内の病院にいると言われている。容体は安定しているという。もう1人はタイから出国する航空機に乗ろうと