ロンドン(London)のサザーク大聖堂(Southwark Cathedral)で開かれた、国外でテロ攻撃で死亡、負傷した人びとを追悼する式典に出席するトニー・ブレア(Tony Blair)元英首相(2006年9月20日撮影)。(c)AFP/WPA 【9月1日 AFP】トニー・ブレア(Tony Blair)元英首相の回顧録「A Journey(旅)」の抜粋が8月31日公開され、その中で、ブレア氏はイラク戦争での死者について「心から申し訳ない」との思いを綴った。 回顧録はブレア氏が英首相だった10年を振り返る内容。ブレア氏は「早死した人命に申し訳ない」との思いを語る一方、イラクのサダム・フセイン(Saddam Hussein)政権を打倒することは正しいことだったとのこれまでの考えをくり返した。 ブレア氏はイラク進攻後の状況は「悲惨だった」と述べ、人命が失われてゆくことに涙を流したと述べた。