フィリピンの首都マニラ(Manila)のフィリピン軍司令部で、渋滞に巻き込まれて参謀長交替の式典に遅れたベニグノ・アキノ(Benigno Aquino)新大統領(2010年7月2日撮影)。(c)AFP/TED ALJIBE 【7月4日 AFP】大統領就任の宣誓で、特権の排除を誓ったフィリピンのベニグノ・アキノ(Benigno Aquino)新大統領(50)が宣誓から2日目、マニラ(Manila)で渋滞に巻き込まれたが公約どおり「庶民と同じように」、渋滞に甘んじて軍のパレードに40分遅刻した。 アキノ氏はマニラ郊外からの約5キロの移動中、大統領の移動だからといって特別な措置はとらず、信号のとおりに停止し、乗っていたリムジンの運転手に公営バス用の車線は使用しないよう命じた。 同行取材していたジャーナリストによると「アキノ氏は黄色車線(バスレーン)に入ることを拒否し」、護衛していた警官隊がサイレ