千葉県東金市田間、保育園児成田幸満(ゆきまろ)ちゃん(当時5歳)が遺体で見つかった事件で、死体遺棄容疑で逮捕された同市東上宿、無職勝木諒(かつきりょう)容疑者(21)が、東金署捜査本部の調べに「自分は悪くないのに、会社の人から怒られたので辞めた」と供述していることがわかった。 無断欠勤が続いていた9月上旬からは、会社からの電話には応じなくなっていた。捜査本部は事件の背景を探る上で退職の経緯に注目しており、8日に会社関係者から話を聞いた。 勝木容疑者は東金養護学校(現・特別支援学校)の高等部を卒業後、2005年4月から今年9月20日付で退職するまでの約3年半、同県山武市の貸布団会社の工場で働いていた。 工場長(54)によると、勝木容疑者は8月下旬、作業を全くしなくなったために上司から「ちゃんと働いて」と強い口調で注意され、8月28日から無断欠勤が続くようになった。9月に入り、会社側が勝